'05年12月07日(水)

Puerto Galeraに行ってきました2

バンカボート

マニラから近いリゾート地、プエルトガレラに日本から来た友人とこの前行った時の話の続きです。昨日の話の中でバタンガスまでのバスの料金を書き忘れていたのですが、切符を見てみたら136ペソ(約330円)でした。そうそう、これまでペソの換算レートは大体1ペソ2円で日記に書いてきたのですが、最近のペソ高 と円安のため、1ペソ2円という換算はちょっと不正確になってきました。そこでしばらくは1ペソ=2.2円くらいのレートで日記に記載しようと思います。

終点のバタンガス港でバスを降り、持ち物検査を通過してから客船ターミナルに入ります。ターミナル目指して歩いていると、「ホワイトビーチ?」とか「サバン?」とか聞いてくる客引きみたいのがいますが、みんな無視してターミナル内の切符売り場に行きました。でもターミナル構内で営業している客引きは、結局自分が提携(?)している船会社のカウンターにお客を誘導するだけらしいので、別に実害はないみたいですよ。サバン行きのバンカボートのお値段は130ペソ(約320円)、それにターミナル使用料が10ペソ(約22円)です。船が出る9時半まで少し時間があるので、待合室の中のコーヒースタンドでバタンガス名物のBarakoコーヒーを飲みながら軽食を取りました。

客船ターミナルは立派ですが、船は写真みたいなバンカボート。9時半発といってもある程度の乗客が集まるのを待っているので、大体遅れて出発することが多いみたい。今回は15分遅れの9時45分発で、ガイド君の言うには普段はもっと遅れる、とのことでした。さっさと出発しないかなあ、と思ったのは、小船で寄ってくる小銭や果てには携帯まで「クレクレ」とうるさい物乞いの子供たちが話しかけてくるから。乗客はほとんどフィリピン人、それに韓国人がちらほら。この日はあまり他の外国人を見ませんでした。天気は悪いものの海は凪いでいて、ほとんど波も立っていません。それに左右に大きなアウトリガーが付いているから、ほとんど揺れないしなかなか快適な船旅です。

プエルトガレラは、バタンガスやアニラオの対岸のミンドロ島にあります。ミンドロ島から「7」字型に突き出た半島の下側にある同名の街とその周辺を指す呼び方みたいです。ビーチリゾートは、7の字の上側の各入り江や、半島付け根を左(西側)に行ったほうなどにあるようです。T字の上の部分のビーチは、右からサバン、スモール・ラ・ラグーナ、ビッグ・ラ・ラグーナが連なっていて、海岸伝いに歩いて行けます。各ビーチの前には小さいホテルやレストランなどが軒を連ねています。ビッグ・ラ・ラグーナの隣は、ココビーチというリゾートで、これはビーチのある入り江全体が一つのリゾートになっているプエルトガレラの最高級リゾート。

バタンガスからは、フェリーボートは半島付け根部分のプエルトガレラの街へ、エドが乗ったようなバンカボートはサバンやホワイトビーチ行きがあるようで、こちらのほうがリゾートの近くに直接行けるので早くて便利なようです。

バタンガスを出航してから1時間くらいで目指すサバンビーチに到着です。あいにく天気が悪くてあんまりリゾートっぽくないですね。ここには桟橋なんてものはないので、小船に乗り換えて岸に向かいました。乗り降りするときに足が濡れるので、ここに来るならあらかじめ短パン・ビーチサンダルのような格好で来るのが無難ですね。

サバンビーチでバンカボートを降りてから予約してある宿まで歩きます。ビッグ・ラ・ラグーナの宿なのでサバンからは一番遠いですが、波打ち際をレストランやホテルを見ながら10分程度で到着です。着いたのは11時頃、自宅を6時前に出ているので、ここまで5時間以上です。

料金はバスとバンカボート合わせて片道300ペソ(約660円)もかからないので安いのですが、所要時間は5時間。う〜ん、これだと時間的には飛行機でボラカイ島などのリゾートに行くのとあまり変わらないかも?バスを使わずに自家用車で直接バタンガス港まで行けば、バスの発車までの待ち時間が必要ないのと、途中一部区間に別の高速道路も使うことで少しは短縮できるかも?バタンガスまでハイウェイが延びる予定もあるようですが、そうなれば3時間くらいで行けるようになるのではないでしょうか?

続く…

'05年12月07日(水)



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