'05年12月09日(金)

Puerto Galeraに行ってきました4

エド達のチャーター(?)バンカボート

Puerto Galeraに来る人は対岸のアニラオと同様にダイビング目当ての人が多いと思います。ほとんどの宿がダイビングショップを兼ねています。確かに、少なくともサバン、スモール・ラ・ラグーナ、ビッグ・ラ・ラグーナの3つのビーチは、リゾートの前のビーチでのんびりとゴロゴロし、気が向いたら泳ぐなんて過ごし方にはあまり向いていません。何故かといえば、どこもビーチがあまり広くない(満潮時にはほとんどなくなります)し、ビーチは遊歩道兼船着場のように使われていて、バンカボートが一杯停泊しているのです。停泊だけならともかくダイバーを乗せた船などが頻繁に行きかうので、無難に泳げるところは狭いエリアに限られます。

そんなダイビング天国なのに、エドも友人もダイビングはしないのでシュノーケリングをすることに。昼食に石焼ビビンバを食べたあとに、ガイド君が話をつけておいたチャーターバンカボートで出発です。このバンカボートは、宿まで歩く途中に声をかけてきたので、ガイド君が1日使うということで借り上げの値段交渉をしてくれていたのでした。

普通ならもう雨季も終わってる時期なのですが、今年はなかなかすっきりと晴れた日が続きません。週末ごとに天気がぐずついたり…という感じなのです。写真でもわかるようにエド達が行ったときも天気があまりよくありませんでした。でもボートの借り上げには、お客さんがあまりいない状況が良かったようで、ガイド君がシュノーケリングにお奨めというモンキービーチというところまで行くのに、午後一杯借りて600ペソ(約1320円)でした。エドは最初この借り上げ料金が高いのか安いのか全然わからなかったのですが、最近のガソリン代の値上がりでそれじゃ大変だと船頭も言っていたのでこれは結構安めなのかも知れません。ガイド君の話だと外国人向け料金だと安くても1000ペソ位はするんじゃないか、とのことでした。

目的地のモンキービーチへ、スモール・ラ・ラグーナから一旦沖へ出て、サバンビーチの沖合いを横切り、東を目指します。サバンビーチを過ぎてからは、切り立った断崖絶壁の下にわずかに磯がある程度で、ビーチっぽいところはありません。どこにモンキービーチはあるんだろう?やがて船は半島の東の突端を南に回り込みました。すると少し先に斜面の下に狭いビーチがありました。ここが目指すモンキービーチだそうです。

ここもビーチといっても、とても狭い砂利の海岸で後ろは木の茂った急斜面になっています。ここから猿が下りてくるからモンキービーチと言われてるのだそうです。近くにはダイバーを乗せてきたボートも何隻も停泊していました。

ところでシュノーケリングするには、マスクやシュノーケルが要ります。ダイビングはしないものの、毎年夏にヤスを片手に魚を追いかけていたことのあるエドは自分のをちゃんと持ってきました。フィンは持ってこなかったけど足にはゴム製のビーチシューズも履いてます。エドの友人は、ゴーグルとなんと地下足袋を持ってきてました。へぇ、地下足袋でも泳げるんだ!「伊豆でいつもこれで泳いでるんだ。」ということなので、皆様もぜひお試し下さい。地下足袋シュノーケリング!?マスクやシュノーケルは、持ってなければ宿に併設のダイビングショップとかでも借りられます。でも安いのを買って持ってきた方がお得だと思いますよ。

曇っていた空からはやがて雨が降り始めました。でもどうせ海に入るんだから関係ないですね。海の中はまるで珊瑚の花畑。確かにガイド君がお薦めの場所だけのことはあるかも。カラフルなお魚はそんなに沢山いませんでしたが、エドは飽きることなく珊瑚の上を泳いでました。

気が付いたら、エドの友人もガイド君もすでに船に戻ってます。すでにぬるくなっている持ってきたビールをグビグビ飲み「もう泳がないの?」と聞いたら「昼寝するからもっと泳いでいていいよ。」とのことだったので、さらに1時間くらい泳いで船に戻るとみんなビールのためか、朝早かったためか爆睡してました…。

続く

'05年12月09日(金)



マニラ絵日記TOP この日記の先頭