'05年06月29日(水)

タガイタイのケーブルカー

タガイタイハイランドのロープウェイ

昨年の大統領選の結果が出る前に、アロヨ大統領と選管の委員との会話が盗聴されていた問題で、大統領は自分の声だということと、問い合わせの電話をかけたことが軽率だったと、この問題が報道されて3週間経ってやっと認めました。大統領は選挙に不正はない、と言っているようですが、街の人々は昨年の選挙の時から誰もそんなこと信じてないみたいですね。でも反政府デモもどことなく盛り上がらないし、なんとなくそのうちにすべてが曖昧のままに終わってしまうような気がするなぁ。

さて、前回のタガイタイハイランドの続きですが、リゾート内の整備された道を下っていくと、リゾートの中にさらにビレッジみたいなコテージが並んだ区画などもあります。さらに降りていくと、子供用のミニ動物園やジムのある建物などの施設もあります。子供用の動物園は規模は小さいけど、トラやオランウータンまでいてちょっとビックリ。ジムのある建物には、屋根のついたプールもあるしボーリング場まであります。

そしてそこから山の上のほうのレストランのあるクラブハウスまで通じるロープウェイ乗り場まであるのです。ロープウェイは、小さなゴンドラが3連で、ゴンドラのサイズは小さな観覧車程度。そんな子供だまし(?)なロープウェイでも、正直フィリピンにロープウェイがあることにビックリ。

タガイタイハイランドのケーブルカー

さらに、山の上のほうのレストランのあるクラブハウスからは、ロープウェイと尾根をはさんで反対側のタール湖側にあるゴルフ場のクラブハウスへ斜面を下るケーブルカーまであります。こちらはロープウェイ(英語ではこちらもケーブルカーですが)とは違って、結構大きな普通のサイズでした。確かに日本だったら高原の観光地とかには、このどちらかがあるような気がしますが、フィリピンのそれも会員制のリゾート施設内に無料で乗れるロープウェイやケーブルカーがあるってことにちょっとビックリしました。



ケーブルカーの線路を上から見るとこんな感じ

子供達は、動物園で動物に餌をやったり、ロープウェイやケーブルカーに乗れて大喜び。エドはゴルフはしないのですが、ゴルフをする方にもいいですよね、きっと。

さて今回はここのメンバーの人と一緒に、日帰りでちょっと行っただけなのです。メンバーと一緒でなくても、旅行会社によってはここへのツアーを扱っていると聞いたので、下界のマニラに戻ってからここへのツアーをアレンジしてくれるところがないか、何社か旅行会社に聞いてみました。でも、旅行会社の社員でもタガイタイハイランドを知らない人も多いみたい。「タガイタイのデイズホテルですか?」などと聞き返されました。フィリピン人でも、庶民には縁遠い世界なのかみんながみんなこの施設のことを知ってるわけではないようです。


ケーブルカーの線路を下から見るとこんな感じ

フィリピン人の知り合いの中には「おじさんが別荘持ってるから何度か行ったことあるよ。」なんてお金持ちもいますが、そういう人は例外なのかも?それでも探したらマニラにある日系の旅行会社、ディスカバリーツアーのホームページには、「タガイタイ高原」へのツアーとして載っているようなので、メンバーに知り合いがなくても遊びに行けるみたいです。今度また行ってみようっと。

'05年06月29日(水)



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