'05年05月28日(土)

ミンダナオの旧日本兵

5月28日付Inquirer紙1面より

一昨日くらいから、日本では連日トップで取り上げられているこのニュース。衛星携帯電話があれば、地球上のどことでもすぐに通話ができる時代に、まだ旧日本兵がいたというニュースにビックリです。それにまだ軍法会議を恐れていたなんて、 汚職 で裁判にかけられてるフィリピン国軍のガルシア少将に爪の垢を煎じて飲ませて上げたいですね。

でも昨日会社でフィリピン人の同僚などにこのニュースを「知ってる?」って聞いても「えっ、知らない。」という返事が返ってくるだけでした。昨日朝の時点ではフィリピンではほとんど報道されてなかったようです。

どうもこのニュースは、フィリピン関連だけども、ミンダナオからのニュースではなく、マニラの大使館や東京の厚生省当たりがもともとの出所なんでしょう。それでも今朝の地元紙「Inquirer」では一面トップに写真が。でも記事の内容を読むと日本での報道を元に書かれた記事ばかりみたい。フィリピンの新聞ならではの、現地の様子とかミンダナオ山中のルポとかそういうものはぜんぜん載ってませんでした。

エドも行ったことがないのですが、ミンダナオはどんなところなんでしょう?4月、マニラにいるアメリカの臨時代理大使は、イスラム過激派の軍事訓練が盛んに行われているミンダナオが第2のアフガニスタンになる恐れがあるとインタービューで述べてフィリピン政府の反発を買いました。でも、旧日本兵がいる地域に大使館員も近づけないのだから、中央政府の支配が及んでいない地域があることも事実なのでしょう。

大使館員とおそらく日本のマスコミも向かったミンダナオのジェネラルサントス市は、バレンタインデーの爆弾テロの現場の一つ。外務省によれば「渡航の是非を検討して下さい。」という地域です。ちなみにこの街には米国の援助で整備された道路・港湾・空港があり、以前から米軍基地建設や駐留の噂があるらしいです。

フィリピン航空はマニラから1日1便飛んでるようです。きっと昨日の便はマスコミ各社で満員だったのかな?

'05年05月28日(土)



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