'06年10月15日(日)

クリスマスパーティ企画書

クリスマスパーティー企画書

9月に入った頃から街にクリスマスソングが流れるマニラ。まだハロウィンのカボチャも飾られていないのにクリスマスの準備はあちこちで着々と進んでいます。

「er」で終わる月はクリスマスシーズンだとか、1年の半分くらいクリスマスシーズンだとかいわれるフィリピンなので、どの会社でもクリスマスパーティーは1年で一番大きな行事。そしてあらためてそんな事を感じさせたのが、この前知り合いから間違って受け取ったこのプレゼンのファイル。

知り合いの銀行員からプレゼンテーションのファイルをもらう事になっていたのですが、サイズも大きいし、銀行のメールはセキュリティの関係で色々と制約もあるということで、会ったときにUSBメモリに入れてあるファイルをエドのPCに直接コピーすることにしました。さてコピーしたパワーポイントのファイルを開いてみると、雪山とか赤と緑を基調にした色遣いの30ページ以上もあるプレゼンです。あれっ、エドのもらう予定のファイルとなんか違うんじゃない?

見てみたら、先月作成されたそのファイルの内容は、その銀行のメトロマニラ東部地区のクリスマスパーティー企画書でした。出席者数約500名、開催場所ケソン市内某所、12月某日午後6時から12時まで、実行委員会メンバーから分担、メニュー、予算と足りない予算の幹部への拠出要請割り当て表などなど。他にも支店対抗のイベントとか、その賞品とか…。

エドの会社でも、フィリピン人スタッフのクリスマスパーティーにかける情熱は、その分を仕事に向ければ、経済成長率が確実に上向くほどの意気込みなんですが、どの会社も同じようなものなんですね。

ちなみにエドの知り合いは、実行委員会副委員長。クリスマスパーティ準備は仕事以上に大変みたいですが、それなりに楽しんでいるようです…。

'06年10月15日(日)



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