'06年09月18日(月)

香港へ

九龍から見た香港島

さて、どうやってマニラから香港に行くかですが、もちろん飛行機。香港に一番安く行くのは、日本に帰国する際に香港ストップオーバーを組み合わせる方法ですね。日本に直行便で帰るより時間はかかりますが、それほど追加料金はかからないし、時間に余裕があるならこれが一番いいと思います。今回は香港だけに行くので、とりあえずメジャーなキャセイやPALの値段を調べてみました。

キャセイやPAL以外だと、以前「格安海外旅行」でご紹介した旧米軍クラーク基地跡地の空港からマカオに飛び、フェリーで香港なんてルートもあります。このルートはとても安いし、マカオにも寄れるので面白そう。ただ飛行機に乗りに1時間半位かけてクラークまで行くのが面倒。道が混んでいたら大変なので余裕を持ってでないとならないし…。

それに週末だとマカオ−香港のフェリーも混みそう。なので今回はパスしました。こちらも時間があれば試して見たいんですが…。

それで、まずキャセイやPALの値段を調べてみると、結構高くて総額で大人二人・子供二人で1200ドル(PAL)とか1400ドル(キャセイ)もします。もっと余裕を持って申し込めば安いチケットやツアーもあったのかもしれませんが、「来週末に香港行きたい!」とかだとなかなか安い席、取りたい便は空いていません。もちろんできればキャセイに乗りたいのですが、フライト時間はたったの2時間。なので、安いところでいいと思っていたのですが、PALよりもっと安い便がありました。それはフィリピンの格安航空会社(?)、ゼブ・パシフィック。

フィリピンの国内線メインの会社ですが、最近は香港やシンガポールへ飛んでるみたいで、しかも安い!ホームページや広告によれば、マニラ−香港は片道1999ペソ(約4400円)から。ただこれに税金やサーチャージもかかるので、結局この値段の倍以上にはなりますし、直前だったので一番安い1999ペソの席はもうないようです。

ホームページで予約し、クレジットカードで払い、チケットは自分でプリントしたEチケット。旅行会社に行ったり、なかなか担当者につながらない電話にかけたり、支払いに小切手を切ったりするのに比べると、自分で全部出来るのは便利ですね。

さて、当日。朝8時発の飛行機は定刻に出発。A320の機内は狭く、座席は通路を挟んで3席ずつの6席で、前後の座席の間隔もかなり窮屈。でも機内の一番後ろに空いてる席があったので、離陸後移動したらちょっと快適になりました。

ハンドレッドアイランドを上空から

そしてやっぱり機内食はなし。ペットボトルのC2(お茶)が出ただけです。カップ麺などを販売してました。C2を飲みながら窓の外を眺めていたら、ちょうどこの前行った ハンドレッド・アイランド の上空でした。

あっという間に着いた香港。空港はピカピカで機能的。マニラの朽ち果てた(?)NAIAとは比べ物になりません。空港から市街へのエアポートシャトルも速くて快適。マニラがこんなレベルになるにはあと何年かかるんでしょう?

'06年09月18日(月)



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