週末に南の方へドライブ。南へ向かうハイウェイが快適に走れると、何となく気分もうきうきしますね。週末ということもあるし、周りの景色も少しのどかになってリゾート気分？

といっても自分で運転する訳ではないのです。エドは個人的にマニラに来て一番大きな変化というのは、普段の通勤が満員ギュウギュウ詰めの電車から運転手付きの車に変わったことなのですが、休日のお出かけもドライバーに目的地を告げて車に乗ってるだけ、自分で運転しなくていいのです。

とってもありがたいドライバーの存在ですが、それには「いいドライバーを雇えれば」という条件も付きます。エドは「私が乗る時、車を降りてドアを開けないから」という理由でドライバーを首にした駐在員夫人を知ってますが、こんな人は例外で「携帯メールや鼻歌歌いながら運転」とか「ドライバーのくせに全然道を知らない」などなどの困ったちゃんドライバーに悩まされてる人が多いのも事実。メイドなら仕事できなくてもそれほど困りませんが、いや奥様にとってはとっても困ることだと思うのですが、ドライバーが危険な運転をしたりすると命にも関わりかねないのでもっと大変。

月給一万ペソ（約２万円）程度で人を雇っておいて文句を言うのも気が引けますが、免許さえあれば家庭の使用人ドライバーになれるので、なかなかいいドライバーを見つけるのも大変なのです。幸い我が家のドライバーは安全運転かつとってもいい人です。

なんていうとフィリピンに長い人からは「ドライバーとかを甘やかすのは良くない」なんて言われますが、ドライバー達も結構シビアに雇い主を見てます。エドのドライバーにある日本人の話を聞いたら「彼は偉ぶっていて良くない。俺の友達は雇われたけど３日で辞めた。」なんて、雇い主が嫌だったら辞めるという人も多いみたいです。ドライバーやメイドが次々に辞めるようなら、雇う側にも問題があるのかも？ちなみにドライバーにそういわれた人は、日本人の間では丁寧な腰の低い人なんで、ちょっとビックリです。

さてこの前の土曜日は祝日でしたが、ちょっとドライブしたかったのでドライバーに運転してもらい南の方へでかけました。週休２日のエドにとっては、土曜が祝日というのは特別なことではなかったのですが、これはちょっと失敗だったかも？というのは、この日は我が家のドライバーもビックリするくらい渋滞してたのです。普段は週休１日の人（多分結構多いのでしょう）も２日続けて休めるお出かけ日和だったのかも知れません。

空いていれば１時間もかからないマニラから50kmのサウススーパーハイウェイの終点、カランバの出口まで途中のサービスエリアでの休憩も入れて２時間かかりました。９時に出発してすでに11時です。でもこれは序の口でこの先もっと渋滞していました。ドライブの話は続く…

'05年04月13日(水)