またまた先週土曜日にドライブに行ったときの続きです。結局1週間もこのネタで持たせてしまいましたね。日記といいながら、全然毎日の出来事でないんですが、平日は会社と家の往復に近い生活なので、職場のことを書かない限りあんまり面白い話もないのです。職場のことを書いてもよければ、エドの勤務先のワンダーランドぶりを書くのも面白いと思うんですが、残念ながらそれはちょっと無理そう。ということで、週末の話題が多くなってしまうのです。

さてカリラヤ湖の　リゾートを出て次に向かったのは、日本庭園。リゾートから湖岸に沿って車で5分程度のところにあります。入り口のゲートで大人一人10ペソ(約20円)の入場料を払い中に入ります。駐車場には小さな鳥居があって、その先にはフィリピンには珍しく？整備された公園があります。池に架かる橋を渡ると階段が木々の間に続き、なんとなく日本のお寺や神社の参道っぽいです。

それもそのはず、ここは第2次世界大戦の戦没者をまつる公園なのです。毎年8月15日の終戦記念日には、ここで慰霊祭も行われています。ちょうど行った日は、4月9日の「英雄の日」。バタアン半島のサマット山でもやはり慰霊祭が行われていましたが、エドの一家はこちらにおまいりして戦没者のご冥福をお祈りいたしました。合掌。

公園の一番まで登ると、カリラヤ湖が一望できます。風もとっても爽やか。空気の汚いメトロマニラに帰る前に思わず思いっきり深呼吸してしまいました。

カリラヤ湖は、マニラからラグナ湖をはさんでちょうど反対側くらいの位置にあるので、ラグナ湖のどちら側を通っても、マニラまでの距離は同じくらい。現にラゴスデルソルリゾートでもらったパンフレットのマニラからの道案内は両方のルートが載っています。行きと同じようにサウススーパーハイウェイやカランバ周辺で渋滞していると嫌なのでエドはドライバーに提案してみました。
「アンティポロの方を通って帰れない？」
「サー、そちらのルートは危ないです。ホールドアップがでるらしいです。さっきリゾートのガードが言ってました。」というドライバーの答えにビックリ、この国の治安の悪さを実感する瞬間です。仕方ないので、来た道を戻り、そして大渋滞・・・。カランバでブコパイを食べて、みんな疲れて車内でグーグーｚｚｚ・・。帰りも結局５時間かかりました・・・。

そして安全？なはずのこちらのルートで、エド達がまさにカランバの渋滞を抜けた午後９時頃、カランバ市内の中心部でジプニーに乗車中の日本人が撃たれて亡くなりました。これはホールドアップとかではなく、明らかに被害者を狙っての犯行のようですが、皆様も郊外へお出かけの際は一応ご注意下さい。

'05年04月16日(土)