'06年04月11日(火)

飲酒運転

ダンプも走る夜のエドサ通り(写真と本文はあんまり関係ありません)

日本ではもちろん「飲んだら乗るな。」を実践しているエドですが、フィリピンでは飲んでも自分の車に乗って家に帰ってます。それはもちろん運転手が運転してくれるから。日本で飲み会の後に千鳥足で乗り過ごしそうになりながら電車で帰宅するよりよっぽど安全かも?

フィリピンでも日本人と飲むと飲酒運転で帰るという人は少ないような気がします。もともと自分で運転している人は駐在員では少ないし、普段自分で運転している人でも割と飲酒運転はしないで飲み会にはわざわざタクシーで来たり、お酒を飲まなかったりすることが多いと思うのです。でもそれはエドの周りだけかな?

フィリピンはというと、パーティーシーズンなどは飲酒運転の事故も多いみたい。まあそれは最近取り締まりが強化されて減ってきているとはいえ日本も同じように年末は飲酒の事故が多かったりするので、同じようなレベルなのかと思っていました。でも最近フィリピン人の知り合いと飲みに行ったりするときに、「家はどこ?」とか、「どうやって帰るの」とか聞いたりしてみると、割とみんな平然と飲酒運転してるみたい。もちろん警察の飲酒の取り締まりがほぼないからということもあるのでしょうが…。

ビール6本飲んでから、「これから家まで車で1時間くらいかな。」なんて言ってる人多数。ちなみに彼らは会社のマネージャークラスで、車は持ってるけど家は郊外。メイドは雇っているけど、ドライバーはいないという、フィリピンの中流階級の人たち。貧富の差の大きいこの国で言えば十分勝ち組の方々です。それでも中には「飲んだら乗らない。」という良識のあるフィリピン人もいるだろうと思っていましたが、甘かった!

フィリピン人の家での飲み会に行くのにピックアップしてもらったので、帰りも同じ方向に帰る人に送ってもらったのですが、飲み会帰りだから当然飲酒運転。「もう一軒いこうか?」なんて言っている彼の勤務先は、確か国家警察だよね?ビールをさんざん飲んだ後にハンドルを握っているのは弁護士先生だし、エド以外のもう一人の同乗者は大学の職員。揃いも揃ってお堅い職業の彼らが平然と飲酒運転するのだから、後は推して知るべし、ですね。皆様、夜間の運転はもらい事故には気をつけましょう…。

'06年04月11日(火)



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