先週土曜日に行った「タール火山ツアー」の続きです。タガイタイのピープルズパ ークから思いっきり迂回してタール湖畔に着いたらもうお昼です。湖畔のとあるリ ゾートで食事をしてから、ボートで出発です。

ドライブや旅行でメトロマニラを離れて困ることの一つに、まともな食事が取れない（ことが多い）というのがありますが、ここもその例にもれませんでした。パサ パサのご飯、豚の串焼き、フライドチキン、パンシット（焼きそば）にお水。豚串 焼きとパンシットはまあまあでしたし、エドは全種類食べてお代わりもしましたが 、他の人にはここでの食事はお勧めません。食事を取るならタガイタイの街でどう ぞ・・・。

ボートは、６人乗りのアウトリガー付きのバンカボートです。アウトリガーがある から大きく揺れることはないのですが結構水がかかります。特に前の座席の人は、スプラッシュマウンテン状態になることもあるので、濡れてもいい服装でどうぞ。

　さて島に着くと、物売りのおばさんが麦わら帽子や水を売りに来ます。「アニョ ハセヨー。ムル、ムル（水）。」って、周りを見るとこの前のパグサンハンに引き 続き自分のツアー以外も韓国人だらけでした。

　石造りの台の上から、馬に乗り込むと早速登頂開始です。馬で火山に登るなんて 、昔行った伊豆大島を思い出しました。お客さん一人に馬１頭と引き手が付きます 。最初は木々のあいだの小道のような所を行きますが、だんだんと登っていくと尾 根づたいに非常に足場の悪い道が続いています。ある程度登ると眺望が開けてきて 、なかなか気分がいいです。馬の引き手も緩やかな斜面の所では、乗客の後ろに乗 ってきて馬を走らせたりします。引き手なしで一人で乗らせてくれれば面白いのに と思うのですが、そういうサービスはないのかみんな引き手と一緒に登ってました 。

たどり着いた山頂からは、火口湖が見えます。そうです、ここは世界でも珍しい火 口湖in火口湖なのです。阿蘇の外輪山と内輪山のあいだが湖で、さらに内輪山の中 に湖があるって感じでしょうか。さらに火口湖の中にも島がありますが、どうもそ こにはもう池などはないようでした。

火口湖の周りの何カ所から煙が上がっているところがあるので、BBQでもしている 人がいるのかと思ってよく見ましたが、誰もいません。ガイド氏によると、「火山 だからだよ。」ってことですが、考えてみれば火山なんだから煙が上がってるとこ ろがあっても当然ですね。さらに「火口湖に馬で降りて泳いだりすることもできる よ。水は火山だから温かいよ（ホントか？）。」って言ってましたが、今日はツア ーなので、火口湖が温泉になってるかは検証できませんでした。

'04年8月 20日（金）