'05年08月10日(水)

紅茶

マークススペンサーのリーフティーとバラ

NHKを見ていると日本は夏真っ盛りみたいですね。30度くらいの過ごしやすい(?)マニラに比べると大変暑いようなので、皆様お盆休みはぜひマニラに涼みに来て下さいね。

暑いのに温かい飲み物の話ですみません。この前フィガロのコーヒーを書いたから、という訳ではないのですが、今日は紅茶のネタなのです。日中はコーヒーを飲んでいるエドですが、朝はいつも紅茶。時間がある休日の朝などは、大きなポットに入れた紅茶を延々と飲みつづけてます。

日本でも家では紅茶、外出先ではコーヒーを飲んでました。それはコーヒーは家より美味しいのが飲める店が多いのに、紅茶はほとんどのお店でティーバッグにお湯を注ぐだけだから。家で紅茶の茶葉から淹れる紅茶のほうがティーバッグの紅茶より全然美味しいのです。そんなわけで、マニラでも外出先で紅茶を飲むのはペニンシュラホテルのアフターヌーンティーなどに限られるのですが、ほかにも問題が・・・。それは手ごろな値段のリーフティーが売っていないということなのです。

マカティ市内には大きなスーパーもあるし、その中には以前も書いたように 日本食コーナーを設けているところもあるし、日本食の材料を扱う食材店もあるので、日本で買っていた食材なども、銘柄や産地にこだわらなければある程度は手に入ります。

紅茶はもちろん日本食材というものではないので、普通に売ってますが、問題はみんなそれがティーバッグだということ。Loose Leaf Teaを全然置いてないのです。そんなにこだわる必要があるの?と言われるとないのかもしれませんね。でもなんとなくずっとリーフティで入れた紅茶を飲んでいたからとか、紅茶の葉のジャンピングがティーバッグじゃ不十分なんじゃないかとか、なんとなくこだわってしまうのです。

そんなある日の朝、奥さんに聞かれました。「この紅茶、どう?」 普段と同じ紅茶の葉と思ったので「別に・・・。」と答えました。するとエドの奥さんは勝ち誇ったような顔を見せて言います。「これティーバッグの紅茶だよ。なんだ、全然違いがわかってないじゃん。」

エドの奥さんは、ティーバッグを買ってきてバラしてリーフティーにしてポットで紅茶を入れていたのです。まあそこまですればティーバッグの紅茶もリーフティもそんなに変わらないのかも。結局エドのリーフティへのこだわりはあまり意味がないことを見破られてしまったのですが、こうなったら意地です。リーフティ売ってるところを見つけました。イギリス系のマークス&スペンサーがショッピングモール内に店(スーパーとかデパートという規模ではないですよ)を構えているのですが、その片隅の食品コーナーにこの紅茶がおいてありました。

一箱250gで200ペソ(約400円)。写真に写っているバラは、もちろん付いてきません。単に写真を撮るのにきれいだから一緒に撮っただけ・・・。でもなんとなくイングランドの国花であるバラと紅茶って、雰囲気でてると思いませんか?

'05年08月10日(水)



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