東南アジアの料理は唐辛子の辛い辛いエスニック系というイメージがありますが、フィリピンの料理は例外なのか辛くないのです。別に辛くなくても美味しければいいのですが、脂っこい物が多かったり甘めの味付けだったりと、正直エドはあまり好きではありません。たまに食べるならいいかな、という感じ。日本人の中には「フィリピン料理は嫌い」とハッキリいう人もいるし、「中には意外と日本人の口にあう料理もある」という様に言外にあまり美味しくないという人も多いので、エドの感想はまあ平均的なものだと思います。

そういえば海外でホームステイした学生でホストファミリーの食事がまずくて仕方がなかったという経験を持つ人は多いと思うのですが、繊細で洗練された味付けになれた慣れた日本人は、塩胡椒だけとか全然美味しくないグレービーソースとかの大味な料理を毎日食べさせられるのには耐えられませんよね？エドが思うにフィリピン料理には、なんとなくこれと似たような美味しいとか美味しくないを通り越した何かがあるような気がします。

さてフィリピン料理の好き嫌いは別として、辛い物好きなエドにはマニラはあまりいい場所ではないようです。せいぜい韓国料理で出されたキムチをお代わりをもらって食べるとか、タイ料理を食べに行くとか。子供が辛いのがダメなので最近タイ料理は全然食べに行ってなかったのですが、この前久しぶりに奥さんとデュシットホテルのレストラン、ベンジャロンに行ったのでそのとき食べた料理をちょっとご紹介。

ここはタイ資本のホテルなのでタイから料理人が来ているのだそうです。でもこれまで予約無しで来て入れなかったことはないし、平日の夜だとお客があまりはいないこともあるのです。フィリピンではあんまりタイ料理は人気がないのかなあ？それでも今回は日本が夏休みシーズンだからなのかお客さんの半数は日本人という感じでまあまあ込んでいました。

写真は上からとりあえずお約束のトムヤンクン。310ペソ(約620円)。

それからタイ風のフルーツサラダ。Tam　Pollamai、220ペソ(約440円)。

鳥の包み揚げ(?)のGai Haw Baitey、300ペソ(約600円)に海老のグリーンカレーのGaen Kiew Wan、440ペソ(約880円)。鳥の包み揚げはソースをつけて食べたら照り焼きチキンみたいな味で、あんまりタイ料理っぽくなかったです。他のにすれば良かったかな？

すみません、デザートは写真を撮る前に食べてしまいました。お値段はその他飲み物やご飯、デザート、サービス料などで2300ペソ(約4600円)位。一人2300円ですが、物価の安いフィリピンだと久しぶりに散財した気分。ご馳走さま！

'05年08月15日(月)