「働けど 働けど 我が給料 目減りせり じっと為替相場を見る by Ed」
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マニラに赴任する前に、「エド君、向こう行ったら君のお給料はドルだからね。」と上司に言われました。そのころは1ドル120円くらいでした。その時半分冗談で、「1ドル80円とかになったら補填してくれるんですか?」とか言ったのですが、80円までにはなってませんが100円にはなりそうな今日この頃。
普段の生活はペソ払いだし、日本でのいろいろな支払いは円払い、給料はドル建てとややこしいです。為替は「円−ペソ」、「円−ドル」、「ドル−ペソ」の3種類もチェックしないとなりません。
最近ドルは他の通貨に対して下げていますが、破産寸前のフィリピンの通貨ペソはドルに対して上がる気配を全然見せません。赴任したときは、1ドル54ペソ台だったのですがそれから一貫してドルに対して弱くなり続けて今は1ドル56ペソ前後で安定しています。
ちなみに円からペソは、ずっと1万円が5000ペソ前後で安定していましたが、最近の円高で5300〜5400ペソくらいにまで円高になっています。日本から旅行で来る方にはずいぶんお得になりました。でも最近物価も上昇しているから、以前と購買力で比較するとあんまり変わってないかも?
普段の生活では、ドルをペソに両替して支払うので円高で困ることはないのですが、ドルを円に換えようとすると実感します。「給料減ったなぁ。」
120円から102円で15%もお給料下がってしまいました。赴任期間の収入のうち日本円での貯蓄・支出分をカバーするようドル先物を売り立てておけば良かったかも?と思ったら証券取引と同様に、為替先物取引をWebでできる会社も多いようです。そのうちの1社を右の広告にも載せていますが、ヘッジ目的の方だけどうぞ。実需分以上を投機的に取引するとレバレッジが効いているのでリスクの高い取引です。エドはもう一度円安になったら為替リスクをヘッジするために使ってみようかなと思ってます。じっと手を見ても解決しないので・・・。
'04年12月 03日(金)
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