クリスマス休暇の前、奥さんに言われました。「年末の休暇にAさんの家はシンガポール、Bさんの家は日本に帰るんだって。で、我が家はどこ行くの?」「それじゃグリーンベルト(注:マカティのショッピングモール)でも行く?」とエド。「・・・」
でもどこへも行かなくて実は良かったかも?ちょうど先週中頃くらいから子供が風邪を引いたりしたので、旅行に行くことにしていても多分キャンセルすることになっていたでしょう。それにもし、旅行に行っていてプーケットのビーチでシンハービール片手に寝ていたら・・・と思うとゾッとします。災害続きの今年を最後に締めくくるかのような今朝のインドネシアの大地震、クリスマスの翌日の贈り物としては最悪です。マニラでごろごろしていたのは、結果的に良かったのかも知れませんが、それで家で何をしていたかというと、年末恒例の年賀状作成です。
子供の写真を撮って貼り付けたり、試し刷りを奥さんに見せて修正したり、やっとOKがでたので必要枚数印刷しようと思いました。あれ、なんかメッセージが出てる、黒インクがないみたい・・・。
これが日本にいれば、「仕方ないなあ」と近所のお店に買いに行けばいいのですが、ここはマニラ。プリンタのインクに限らず日本の電気製品の消耗品はここでは買えないことが多いです。
でもプリンタのインクに関しては昨年探してみたことがあったのです。というのはエドの使っているのはエプソンのプリンターなのですが、エプソンのプリンタはこちらでも販売されていて、消耗品のインクを売っているのも見かけます。それで、もしかしたら使えるインクを買えるかも?と思いました。でもこちらで売っているのは本体もインクも、日本の物とは型番がまったく違うので、どれが互換性があるのか店員に聞いても全然わかりません。まあ店員が言うことも信用ならないことが多いこの国ですから、大丈夫と言われて買ったのが使えないよりはましかな・・・。
結局エプソンのホームページで海外仕様プリンタとのインクの互換情報を調べたのですが、何も掲載されていません(去年の話です)。それでメールで問い合わせようとしましたが、ホームページに問い合わせ用メールアドレスが載っていません(少なくとも去年は)。そこでエドは、お問い合わせ窓口までわざわざ国際電話をかけました。「フィリピンで日本仕様のプリンター用のインクを買いたいんですが、どのインクが互換性がありますか。」「互換性はありません、海外では海外用のプリンターをお使い下さい・・・。」
要するに海外赴任する人は日本仕様のプリンタは持って行かずに改めて買い直せ、ということらしいのです。まあ、その答えは確かにもっともなんですが、海外赴任が決まってから車はともかくプリンタを買い直す人がいるのかはかなり疑問です。それにこの程度のこともメールでは問い合わせられないし、国際電話までかけて聞いているのに問い合わせ窓口の対応も杓子定規だし、エドの中でのエプソンの評価は最低に落ちました。海外赴任する可能性のある方、エプソンのプリンターは買わないようにしましょう・・・。エプソンの担当者が言うんだから間違いありません。不幸にしてもう持っていて、買い換え予定がなければインクと用紙は念のため十分にお持ち下さい。
結局、昨年は両親が日本から遊びに来る時にインクを買ってきてもらいました。黒のインクも買ってきてもらったかな?よ〜く探したら一個だけありました。来年遊びに来るお客さんにまた買ってきてもらわないと・・・。
'04年12月26日(日)
マニラ絵日記TOP | この日記の先頭 |