'05年02月22日(火)

カイラブネ・ベイ・リゾート1

まだ2月ですが、そろそろ日差しが夏めいてきました。夏といえば海ですね。

子供がいると予約して泊まりがけで出かけるのもなかなか面倒なので、思い立った時にさっと日帰りで行けるマニラ近郊のビーチリゾートはないか、と常々探していました。マタブンカイも庶民的でいいけど、タガイタイのずっと先で遠いいし渋滞したりするしなあ。アニラオはダイビングしない人にはあんまり向いてないしね。スービックもわざわざ日帰りで泳ぎに行くには向いてないよなあ。

そんな消去法で残ったのがカビテ方面、こちらの方には行ったことがなかったのですが、エドと愉快な仲間達からは「地球の騙し方」と呼ばれているガイドブックに載っていた Caylabne Bay Resort に行ってみました。ここならガイドブックによればマニラから2時間、日本人ハネムーナーにも人気(ホントか?)で入場料300ペソ(約600円)だけどクオリティ高いバカンスを過ごせる・・・、イメルダ夫人のお気に入り(だった?)リゾート・・・。

その近くには、「プエルトアズール」というリゾートもあって、我が家の運転手はそちらには以前行ったことがあるそうです。「カイラブネベイリゾート」は行ったことがないと言うのですが、「プエルトアズールのちょっと先だから」と言うことで運転を任せて9時頃出発です。ホントはもっと早く出かければいいんでしょうが、朝5時出発とかそんなに気合いを入れて出かけなくてもいいリゾート地探しが目的(?)なので、ゆっくりの出発です。予定は大体こんな感じ。

「昼前にリゾートに着いて、プールか海で泳ぎ、それからゆっくり昼食を取り、またプールか海で過ごして4時頃帰途に着く。」

さて、我が家の運転手は、サウススーパーハイウェイで南下して内陸部から海の方にでるつもりのようなのですが、エドの持っている道路地図だと、それは少し遠回りに見えます。コースタルロードでカビテの方に向かい、そこから海沿いの道を真っ直ぐに行くルートの方が距離的には近く見えます。海沿いの道といっても、実際は海岸線からかなり離れているので、残念ながら景色がよいとは思えないですが、運転手に「コースタルロードを通って」とリクエストしました。

ロハス通りを南下したコースタルロードは、海沿いを走りなかなか快適です。ちょっと東京湾沿いの国道を思い出してしまいました。料金は15ペソ(約30円)。安いなあ、と思ったらすぐにハイウェイ終わり。とっても短いハイウェイでした。そこからは、渋滞・・・。交差点毎に渋滞、少し流れるとまた渋滞、といった感じでなかなか走行距離が伸びません。

道は運転手がマッカーサーハイウェイだと教えてくれます。エドは、ハイウェイの終点から海沿いのリゾートへ向かう道を走っているのかと思ってましたが、なんだか周りはカビテの工業団地っぽいのです。地図は表示できないけど、標高は表示できるハンディGPSで確認すると海抜30m、しかもさらに登っているような気がします。海沿いの道にしては海抜が高いなあ。

結局、ずっと内陸の方に入っていたので、そこからまた海沿いに向かいます。エドが意図した海沿いのコースは、運転手がその道を知らなかったため通れませんでした。運転手は地図が間違っていてそこには道はないはずだ、と主張するのですが・・・。

まあ、それでもプエルトアズールの入り口も過ぎてだいぶ目的地に近づいたのですが、入り江がリゾートになっていることからもわかるように、リアス式海岸みたいな入り組んだ地形が続く入り江へのアプローチは山側から。そこでまるで山に行くようなこんな山の中の道が続きます。

やっとリゾートのゲートに到着です。結局マニラから2時間半かかったかな。ゲートでは、予約の有無を聞かれますが、日帰りといえば予約がなくてもOKです。しばらく走るとリゾートの看板の先に次のゲート。

今度は車への乗車人数も聞かれ、レセプションで入場料を払うように人数を書いた紙片を渡されます。岬の尾根を走ってきた道からは、両側に海が見えるのですが、右に曲がって降りていくと、入り江のリゾートが見えてきます。(この写真は夕方撮影したものです。)続く

'05年02月22日(火)



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