エドは実は結構甘党なので、甘いものも大好き。でもフィリピンでは和菓子は当然として日本で食べていたような美味しいお菓子を食べられないのも事実。

美味しそうに見えるケーキもむちゃくちゃ甘ったるくて食べられないとか、日本人と外国人では甘みに関する味覚が違うのか、結構ハズレも多いのです。でもこのシュークリームなら大丈夫、なんたって日本のベアードパパのシュークリームです。それにしても1個50ペソ(約110円)はちょっと高いよな。

でもこの前会社のフィリピン人の同僚の家で持ち寄りパーティーがあったときに、お土産に奮発して10個も買って持って行ってみました。集まるフィリピン人社員はほとんどが女性なので、きっとシュークリームは好評ではないかと思ったのです。

さてパーティ当日、食事が終わるとエドは少数派の男性社員とともにフィリピン人女性たちに取り囲まれました。誤解のないように書いておくと、彼女たちがあと15〜25才若ければエドたちはきっともっとハッピーだったと思います。で、おばさんたちに取り囲まれて、庭に出したテレビとそれにつなぐとカラオケになるマイクを持たされて強制的に歌わされそうになりました。なんとかその場から逃れてデザートにシュークリームを食べに行こうとするのですが、唯一の日本人であるエドはどうしても目立ってしまうので歌わないとその場から逃れられません。

ケソン市の晴れた空のもと、我が身の不幸を呪いながら仕方なく1曲歌ったのですが、あんまりに下手なためそれ以上お声がかかることはありませんでした。良かったんだか、悪かったんだか…？

さて持っていったシュークリーム、食べに行ったら沢山残ってます。全然食べていません。勧めてみるのですが、「もうお腹一杯だし…。」とかの反応で、あんまり芳しくありません。えっ、みんななんでこんな美味しいシュークリームよりパンシットを選ぶの？暑いからクリーム系のお菓子は傷みやすくてあまり受けないのかな？ちょっと意外な反応でした…。

そういえば売り子のお姉ちゃんが「お客さんはほとんど日本人です。」と言っていたのを思い出しました。その時はこのシュークリームが現地の人が買うには高いからだと思っていたのですが、そうでもないのかも？勿体無いからもうシュークリームをお土産に買って行くのはやめようっと。

'06年02月04日(土)

2/6　場所を書き忘れたので追加しておきます。エドの知ってるお店は、グロリエッタ4の3階フードコートとメガモールのアイススケートリンク吹き抜けの２階のところ。他のショッピングモールでも見たような気がするのですが、よく覚えていないので悪しからず。