'05年07月18日(月)

バギオのお宿、キャンプ・ジョン・ヘイ

中庭から見たホテル

今回のバギオ旅行で泊まったホテル、「キャンプ・ジョン・ヘイ・マナー」は市内から少し離れたところにある「キャンプ・ジョン・ヘイ」の中にあります。ここはキャンプという名称でわかるように、もともと米軍用の保養所(?)だったのです。それでなんとなく今でも雰囲気は基地の中みたい。フィリピンからの米軍撤退に伴い返還された他の地区と同様に、ここも規模は小さいものの以前はクラークやスービックと同じ免税の特別経済区だったようです。ただ最近フィリピンの最高裁の決定により今年の6月1日から免税ではなくなったようです。

市の中心部から「キャンプ・ジョン・ヘイ」がちょっと離れてるのに加えて、メインゲートからホテルまでも徒歩だと10分くらいはかかりそう。飛行機で来てここに泊まったら、市内に行ったりするのにいちいちタクシー呼ばないとならないですね。市内までいかなくても、同じ「キャンプ・ジョン・ヘイ」の敷地内のゴルフのクラブハウスの方にあるスタバに行くにも、車がないとちょっと不便。ここに泊まるなら、ちょっと時間はかかるけど車で来た方が便利ですよ。

ホテルの建物は、パイン材(?)をふんだんに使ったウッディーな感じがとっても心地いいです。レストランと中庭の仕切りは全部開け放たれていて、とっても開放感があります。花が咲く中庭の感じもまさに高原リゾート。フロントとピアノバーの境にある暖炉には夜は薪が焼べられてますが、フィリピンで火が燃えてる暖炉を見るなんて初めてだな。

泊まった部屋がこの中庭側だったらよかったのですが、残念ながら外側の松林向き。一番安い部屋なので、ベッドが二つの普通のツインルームです。エアコンはもちろんありませんが、エアコンつけたいと思うことはなかったです。マニラでは考えられないけどとっても涼しく快適。

エドの泊まった一番安い部屋には、シャワーだけでお風呂はなかったけど、ホテル内にはSPAもあります。お湯の温度はちょっと温いけど、サウナもあるし、ジムやマッサージのサービスもありました。

そうそう、プロモの宿泊料金には食事は含まれていないのです。もちろん市内に食べに行くこともできますが、車でわざわざ食べに行くのも面倒なので、エドたちは朝食と夕食は館内のレストランで食べました。館内から開け放たれたテラスと中庭へ続く開放的なレストランは、ここがフィリピンだということを忘れてしまうような雰囲気の場所です。庭を渡る風に吹かれて食事をしているとあまり薄着だと寒いくらい。

メニューは洋食なので、スープ・サラダ・メイン・デザート・飲み物など一通り全部頼むと、一人1000ペソ(約2千円)程度。結局プロモレートの宿泊料金(一泊2千ペソ)以上をこのレストランでの朝食と夕食に使うことになりましたが、なかなか雰囲気もいいし美味しいので大満足。写真はエドが食べたステーキです、あ〜美味しかった、お腹一杯です。

結論:また泊まりたいな〜、と思わせるホテルでした。日本からわざわざ行くには不便なとこだけど、マニラに長期で滞在するときには一度は行ってみて下さい。お勧めです。

'05年07月18日(月)



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