メトロマニラのパラニャーケ市にあるBFホームズにあるお宅を訪問することになったのですが、エドはあまりそのあたりをよく知りません。ここは日本人も退職者の方などがよく住んでいる場所で、距離もマカティから10km程度の所。でも土地勘がないので一緒に行くフィリピン人の友人に「どうやって行けばいいの?」と聞いてみました。
「それじゃSucatのジョリビーで待ち合わせよう。そこから一緒に行けばいいから。」と言うので、運転手に「Sucatのジョリビー知ってる?そこ行って。」とお願いしました。マカティから高速で南に向かう途中、彼から電話がかかってきます。「エド、今どこ。こちらも今向かってるところだから10分くらいかかるよ…。」
皆さんきっとエドが悪名高いフィリピンタイムについて書こうと思っているのではないでしょうか?フィリピンタイムとは、待ち合わせした時間にやっと家を出るとか、みんなの時計の示す時間がバラバラだとか、とにかくフィリピン人が時間にルーズだということを言うのによく使われます。
でも今日の日記はフィリピンタイムについてではないのです。彼は、携帯電話を通話に使えるくらいリッチ(?)なフィリピン人で、日本人並みに時間に正確です。それで安心して南に向かう高速道路をSucatで降りた所にあるフィリピンではマックよりもポピュラーなハンバーガーチェーン、Jolibeeのお店前で待っていました。しかし彼は10分待っても来ません。
15分くらいしたら電話がありました。「エド、今どこのジョリビーいるの?多分違うところだよ。えっ、高速でたところのジョリビー?そこから真っ直ぐ行くと別のジョリビーがあるから、そこまで来て。」
そこでSucat Roadを空港の方へ。しばらく進むと道の反対側にジョリビーがあります。Uターンしてもらって、そこに行ってから電話しました。「ジョリビー着いたよ。」
彼は近くのガソリンスタンドで給油中ですぐ来ると言うので待っていました。しかし、全然来ません。代わりにまた電話が…。
「エド、そのジョリビーも違うジョリビーだよ。となりに何とか銀行ある?えっ、Jaka plazaの向かい側?違うジョリビーだ…。」結局運転手と直接話してもらったら、もう少しSucat Roadを空港の方に行ったところにある別のジョリビーに彼がいることがわかりました。
またUターンして、そのジョリビーに向かう途中、なんだか以前も同じようなことをしたことがあるのを思い出しました。それは東京のスタバ。駅名とスタバだけで待ち合わせると、同じ駅の違う出口の前のスタバにいたりすることってよくありませんか?
なんとかたどり着いたBF HOMES。約束の時間に30分以上遅れたエドは、あんまりフィリピン人に時間にルーズだなんていえないのでした。皆様もジョリビーでも待ち合わせは、どのジョリビーか良く確認しましょう!?
'06年07月09日(日)
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