'05年06月03日(金)

コシヒカリ

スーパーで売っていたコシヒカリ

エドの家で普段食べてるのは、このコシヒカリ。あるスーパーでは、10kgで952ペソ(約1900円)。1kg30ペソ(約60円)で売られているこちらで主流のインディカ米に比べるととても高い高級品です。日本でお米を買うよりは安いけど・・・。ほかに、アキタコマチを売っているところもありますが、こちらは「美味しくない・・・。(by エドの奥さん)」のだそうです。

コシヒカリも、アキタコマチも、袋にはあらかじめ新米と印刷されています。賞味期限のような日付もスタンプされてますが、よく読み取れないし、いつどこで収穫されたのか、そうも良くわかりません。フィリピン国産で三毛作だからいつでも新米ってことなんでしょうか?まさか日本から輸入ってことはないと思うのですが・・・。

スーパーや市場でよく売ってるのは、1kg30ペソ(約60円)位の長細めのインディカ米(長粒種)。日本や韓国で食べられている短粒種のジャポニカ米は、マカティのスーパーだと、コシヒカリかアキタコマチのどちらかは大体置いてありますが、それでも在庫が切れると次の入荷までしばらくないなんてこともしばしば。日本食品店・韓国食品店には、大体常時おいてあります。

さて気になるお味です。普段食べているけど、そんなにまずいとか思ったことはありません。でも日本に帰ったときに実家で魚沼産(?)コシヒカリを食べると、B級グルメのエドにもわかる「むっ、これは!」という違いがあるのです。だから同じコシヒカリでも多分日本のよりは美味しくないんでしょう・・・。

こちらに住んでいる人の中には、お米を日本の実家から船便で送ってもらってる人もいます。エドの印象では、このコシヒカリでも十分だと思うので、そこまですることないんじゃないかなあ、と思うのですが、「魚沼産コシヒカリでないとダメ」とかお米の味にうるさい人にはとっても大事なのかもしれませんね。

そうそう、こちらに赴任してすぐは、自炊できるホテルとコンドミニアムの中間みたいなサービスアパートメントにしばらく滞在してました。そこで電熱線で加熱する昔ながら(?)の電気炊飯器(ライスクッカー)を貸してくれたのですが、それでこちらで買ったジャポニカ米を炊くとなぜかとっても不味かった覚えがあります。もしかしたらこちらで売っている電気炊飯器は長粒種のお米にあわせたセッティングになっているのかも?

引越し先に落ち着いて、日本から持ってきたIH炊飯器を変圧器につないでご飯を炊くと、同じお米がずいぶん美味しくなりました。美味しくなったというより、不味くなくなったというほうが正確な表現かな。

こちらに赴任する方は、日本の電気製品は電圧が違うため変圧器を使用しないと使えないので持って来ない方も多いのです。でももし余裕があれはIH炊飯器と変圧器を持ってきましょう。電熱線を使わず加熱し、しかもお米の炊き方をコンピュータが制御する炊飯器なんてこちらでは買いたくても買えませんよ。

'05年06月03日(金)



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