'05年06月05日(日)

デジカメなくしました

走り去るタクシー(のイメージ写真)

デジカメなくしちゃいました。すごいショック…。どこでなくしたかというと、たぶんタクシーの中だと思うのです。日曜日はドライバーの休日だし、自分で車を運転して出かけてもショッピングモールの駐車場も混んでいたりなので、タクシーで出かけました。

マニラではバッグがあるとモールの入り口などで持ち物検査をされたりするのが面倒。それでなるべく手ぶらにして出かけることが多いのですが、バッグを持たないのでカメラをズボンのポケットに突っ込んで出かけました。

それでタクシーの座席に座った時にポケットからカメラが落ちたんだと思います。料金払ってタクシーを降りてお店に入ってしばらくして気がつきました。「カメラがない!」

あわててお店の外にでますが、もうタクシーはどこかに去った後。お店の前にいたガードマンに「乗ってきたタクシーは?」って聞いたら「あっちに行っちゃったよ。」との返事。タクシーには、会社や運転手の名前・連絡先や番号みたいなものが書いてあります。コンドミニアムでタクシーを呼んでもらえば、ガードマンがそういった情報を控えてるのですが、自分でたまたま走ってきたタクシーをとめて乗ったので何も控えてないし、全然覚えてません。

お店のガードマンは、「運転手が気がついたらここに戻ってくるよ。」と言うので望みは薄いと思いましたが、ガードマンに携帯の連絡先を教えておきました。

エドが乗ったのは後部座席なので、運転手が座席の上の忘れ物に気がつかない可能性も高いし、次の乗客が見つけて正直に運転手に教えてくれる可能性も低い。運転手が仮に正直だとしても、当然ですが運転手はエドの連絡先など知りません。落とし主がわからない落し物は、日本なら交番へ届けますが、交番制度のないこの国でわざわざ落し物を警察署まで落し物をちゃんと届けでるという習慣はあるのかな?大体警官のことをみんな信用してないんだから、きっと届けたりはしないだろうな・・・。

それでもミンダナオの旧日本兵の取材に来たTBSの記者は、マニラの空港のX線装置で現金2万ドルを入れたバッグをなくしたそうなのですが、これは奇跡的(?)に戻ってきたそうです。なんでも記者のすぐ前後に並んでいたある知事のボディーガードが知事のバッグと間違えてそのバッグを持っていったのだとか。

そういう奇跡(?)もたまにあるので、一応諦めきれないエドは無駄だってことはわかってるけど、近くのショッピングモールの前で客待ちしてるタクシーの運ちゃんたちのグループに、タクシーの中でカメラを落としたという事情を話して、もしカメラを見つけた運転手がいたら連絡してほしいと、携帯の連絡先を渡したりしました。

運ちゃんたちはやっぱり「まあ出てくる可能性は10%もないな。見つけたらすぐ売りに行ってるよ・・・。」なんて言ってました。でもこの国ではほとんど売ってないメーカーのデジカメをどこか買ってくれるお店があるんだろうか?大体バッテリーが切れたら充電どうやってするのかな?

連絡がないので、もうほとんど諦めてます。唯一運が良かったのは日本に帰る時期の直前だったので、帰国した時にデジカメを買えることくらいかな。マニラでデジカメを買うと日本の倍くらいの値段になってしまうので、その意味では少しはラッキーかも?

'05年06月05日(日)



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