日本への一時帰国を控えたエドに実家から指令が届きました。それは「7Dのドライマンゴー買えるだけ買って来て!」と言うものでした。ドライマンゴーはフィリピン土産の定番でいろいろなメーカーが作ってます。ドライマンゴーだから当然乾燥してますが、他社の本当に乾燥しきった製品と違い、7Dのドライマンゴーはちょっと半生っぽくって美味しいと評判なのです。
でも7Dのドライマンゴーは、人気があるためなのか、日本人がお土産用によく買うからなのか、よく売り切れてます。それで、「7Dでなくてもいい?」と聞いたところ、「7Dでなきゃダメ!」と言う返事が。なんでも知人に7Dのドライマンゴが大変好評で、7Dのを買ってきてもらって、と頼まれているようなのです。
奥さんに聞いたら、「7Dのはどこでも売ってなかったよ。」マニラでは売り切れると、次にいつ入荷するかよくわかりません。そのまま何ヶ月も入荷しないこともしばしば。日本のような販売情報がレジから本社のサーバーにリアルタイムに転送され品切れになる前にメーカーに発注されて翌日店舗に配送される、なんてシステムはここにはないのかな?
こんな訳で次の入荷を待つのは、あまり確実な入手法ではないかも?そこで在庫があるところを探して買うことにしました。と言っても自分で何件も回るのは大変なので、まず我が家のメイドにマカティの中心部アヤラセンター付近の全スーパーをチェックさせ、在庫があったら会社帰りに立ち寄り買うという計画を立てました。
会社にいるエドのところに、メイドから携帯のテキストメッセージで報告が入ります。「ランドマークには7daysブランドのはありません。」あれ、口頭で「7D」と伝えたのが、どうも「7days」と間違えられているようです。もしかして7Dならあったのかな?「7daysじゃなくて、7D」と訂正しましたが、しばらく待つと「7D、ルスタンズにもありません」というテキストが。最後の頼みはシューマート(SM)ですが、結局「R&MとかCEBUブランドのものしかありません。」とのことでした。
マカティ・アヤラセンターは全滅。エドはマニラの地図を広げて計画を立て直します。スーパーはショッピングモールのテナントとして入ってることが多いので、マカティのアヤラセンターみたいに効率よく回れるところはないものか・・・。候補地は、マニラの新都心(?)オルティガスです。ここには大きなモールが3つあって、それぞれにスーパーがあります。ちょっと足を伸ばせば、グリーンヒルズショッピングセンターや次のお買い物ゾーン・クバオもあるし・・・。
ちょうどグリーンヒルズにNokiaの携帯を売りに行こうと思っていたので、ついでにオルティガスのスーパー巡りもしてきました。結果、ロビンソンとシャングリラプラザのスーパーに、7Dの在庫を発見し、買占めに成功!どちらも在庫すべて買いました。
メガモールのスーパーは7Dの在庫だけ売り切れてたし、グリーンヒルズのスーパーには元から置いてないのか在庫がないのかわからないけど、7Dはありませんでした。
そうそう最後にフォーとボニファシオのマーケット・マーケットのスーパーに行ったらここには山積みでした。なんだ、最初からここにくればよかった。もちろんここでも買占め。
ドライマンゴのお値段は100gの袋が50ペソ(約100円)くらい、200gの袋が100ペソ(約200円)くらい。でもSMでは95ペソくらいなのにルスタンズでは120ペソ位と同じ品物でも値段がずいぶんと違います。在庫があるところで買ったので、結果的に割高なお店で買うことになりましたが、日本の通販では200gのもので800円くらいみたいですから、まだ安いですね。
'05年06月11日(土)
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