この前フィリピン人の友人の主催するツアーでルソン島北部のViganとLaoagに行ってきた話の続きです。マニラの北約400kmのところにあるビガンは写真のメナ・クリソロゴ通りがUNESCOの世界遺産と歴史地区に登録されています。
アニセトマンションで朝食をとってからカレッサに乗って、Viganのツアーに出発です。まず国道沿いにあるサンオーガスティン教会へ。教会の脇にある塔も町外れなので、ここから歴史地区とかが一望できるといった感じではありません。ちょっとガッカリ。
その後は街の中心部に戻りブルゴス博物館。小さな博物館ですが15世紀頃の日本船の模型もあって、子供の頃にテレビで見た「黄金の日日」の呂宋助左衛門を思い出してしまいました。
博物館の次はお土産物屋、とだと思ったら裏手にはろくろで壺を作っている工場がありました。そこからさらに街外れに行ったと思ったら、なぜか虎を撫でたり、蛇を首に巻いたりできる観光施設に到着です。まだあちこち建築中みたい。でも何でViganに来てまで虎をナデナデしないとならないの???ここはビガンの新たな観光の目玉なのかなぁ?
このミニサファリみたいな施設を出て「Viganらしいスペイン調の町並みを全然見てないなぁ、虎や蛇はもういいからさ。」なんて話していたら、やっと上の写真のメナ・クリソロゴ通りに到着しました。
この通りには車やトライシクルは入れません。カレッサしか入って来れないので、なんだかちょっとタイムスリップしたみたいな感じ。道沿いのお店は主にお土産物屋が多いですね。ここでみんなで記念撮影してから、この通りをカレッサで走り抜けるともうそこは朝食を取ったアニセトマンションです。なんだ、もう終わりなの?
昼食をLaoagで取る予定なので、バンで仮眠していた運転手を起こして出発です。そんなわけでビガンの街の滞在時間は正味3時間ほど。メナ・クリソロゴ通りは雰囲気も良くて、タイムスリップしたような感じ。もう少し散策したりしたかったかな。でも人口4万5千人と街の規模が小さいので、ここに何泊もして観光できるという感じではないかも?夕方着いたら1泊するのもいいけど、そうでなければドライブの途中に立ち寄る程度の観光でも十分な街かなという感じでした。
'06年06月27日(火)
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