'05年03月28日(月)

雑誌の格安送付法(船便・印刷物・内国第3種許可雑誌)

オレンジページは568g

イースターにもどこにも行かないでマニラでゴロゴロしていたエド一家。こんな休日はプールサイドでビール飲みながら雑誌を読んだりして優雅に過ごしたいですね。でもマニラには日本の書籍を扱う本屋がないのです。新聞はちょっと高いけど香港印刷のものを宅配することができるし、週刊誌もレストランとかに置いてあることも多いのですが、それ以外の雑誌や本を読むことは少なくなります。日経BPの雑誌のように定期購読すれば個別に海外まで郵送してくれる会社もありますが、当然割高だし航空便のはずなのに届くまで大体2週間、最長で3週間程度かかったりするのです。

でも、新聞と違って雑誌は定期的に届きさえすれば、発売日に読まなくても全然困らないってことにマニラに来てから気が付きました。この冬流行のファッションなんて常夏のここでは全然関係ないし、新製品や東京の新名所の情報を読んだってどうせここでは買えない/行けないんで、あんまりタイムリーさは必要ないのです。ただ、読み慣れた/継続的に手に入れたい情報が載った雑誌が定期的に届けばそれでいいのです。

それで定期購読雑誌は実家に送ってもらい、本屋で買ってもらう雑誌と一緒に月二回程度船便で送ってもらうことにしました。何度か送ってもらった結果、船便は大体1ヶ月くらいで届きます。これならSAL便の遅い時に比べてちょっと時間がかかる程度だし、船便だけのお得な料金があるのです。ちなみにこの郵送方法は、こちらのページで見つけました。もともと船便は安いですし、雑誌などは印刷物(Printed Matter)扱いで普通の郵便物よりお得なんですが、雑誌が「内国第3種郵便許可雑誌」(雑誌の裏表紙などに書いてあります)だと、更に半額くらいの料金で送れるのです。

1kgの雑誌を印刷物扱いでマニラに送る場合、 料金表 によれば航空便だと所要時間1週間程度で1450円、エコノミー航空(SAL)郵便で2週間・880円、船便で1ヶ月・770円します。例えば写真のオレンジページ(260円)は1冊500〜600gなので、2冊で大体1kg。

この料金だと、一番安い船便でも大体の雑誌は、「雑誌の価格<送料」ってなってしまいますが、「内国第3種郵便許可雑誌」だと、船便の場合だけですが普通の印刷物扱いのほぼ半額で送れるのです。マニラまで、船便・印刷物・内国第3種郵便許可雑誌だと、1kgまで390円、2kgまで540円、3kgまで810円で送れるので、例えばオレンジページ5冊(約3kg)なら1冊あたり約160円ですね。

ただ、郵便局が小さく不慣れだとこのことを知らないようだ、と前述のホームページにもあったのですが、確かにそのようです。エドの母が郵便局で単に「雑誌をフィリピンに船便で送りたい」と言ったら、特に内国第3種郵便許可雑誌かどうかなどは確かめられずに、普通の船便・印刷物の料金を取られてました。郵便局に行く時は、あらかじめ封筒の表面に赤でSea MailまたはSurface Mailと記載し、さらにPrinted Matterと内国第3種郵便許可雑誌と書いて持っていきましょう。できれば料金表もプリントアウトして一緒に持っていくとなお良いかも。

海外在住の知り合いがいる方、ぜひこの郵送方法をお試し下さい。

'05年03月28日(月)



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