'04年5月 14日(金)

コンセント

フィリピンの電気は、220Vで日本から持ってきた家電はそのまま使えないもの が大半です。でも、コンセントの形状が日本と一緒のA型なので凄く紛らわしいの です(写真右側)。じゃあ、写真左側のコンセントは何?と思われたかもしれませ んが、こちらが110V対応のコンセントです。

写真は我が家のコンセントなのですが、変圧器が設置されていて各部屋1カ所 程度は両方の電圧が使えるコンセントになっています。でも両方の電圧のコンセントがあるかは、コンドミニアムとかの設備によるので、110V対応コンセントがない場合は変圧器を使うことになります。我が家でも各部屋1カ所のコンセントでは日本から持ってきた電気製品の数に全然足りないので、変圧器も使ってます。

写真でも分かるように、110V対応コンセントの形状はヨーロッパ等の200V圏で使われている丸い棒2本のC型で、200Vのコンセントが日本やアメリカと同じA型なのです。このコンセントの形状と電圧が他の多くの国と反対なので、日本人に限らず外国人が220V対応製品を110Vのコンセントに、110V対応の製品を220Vのコンセントに差し込んでしまうことがよく起こるみたいです。

220V対応製品を110Vのコンセントに差しても製品が壊れることは少ないみたいですが、その逆は確実に壊れます。この差し込み間違いは、自分や家族が注意していても、メイドが単純にコンセントの形状に合わせて差し込んで壊すってこともあるので要注意です。

壊れた場合の修理ですが、電源部分の修理だけで直る場合もあれば、その他のパーツまで壊れることもあり、フィリピンで修理に必要なパーツが入手できないと修理もできないということになります。日本から家電製品を持ってくる方はくれぐれも対応の電圧にご注意下さい。

'04年5月 14日(金)



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