最近平日でもショッピングセンターに行くとすごい人込みです。「今日は休日だったっけ?」と勘違いするほど。4・5月はフィリピンの夏真っ盛り。日中は35度くらいあり湿度も高いので、みんなが暑さを避けて冷房の効いたショッピングモールに行くというのも、混雑の理由の一つみたいです。
よく日本では夏の気温が高いとビールとかエアコンとかが売れるなどの天候が経済に与える影響が報じられたりしますが、この調子だとSM(シューマート)やロビンソンなどのショッピングモールは、人が沢山来て売上が増えたのかな?混んでいても、ほとんどの人が手ぶらで買い物した人はさほど多くはないように見えますが・・・。
暑いからというのに加えて、今ちょうど夏休みだからというのも、人出が多い理由なのかもしれません。夏休み明けの6月からは新学年が始まります。
日本でも入学シーズン前の春休みころには、「新入学フェア」みたいなセールをやりますが、本屋兼文房具屋のチェーン店、National Book Storeで「Back to School」のセールをやっていました。といってもノート売り場などが普段より少し広げられただけ・・・。カラフルなノートやカバンなどが並び、家族連れが買い物をしています。
公立の学校は授業料は無料ですが、学費は無料でもやはり何かと物入りのようで、いつも5月ごろにはドライバーから借金を頼まれます。もちろん契約書には給料の前借はダメと書いてあるのですが、とりあえずダメもとで雇い主に借金を申し込むのが、当地での標準的な正しい借金の仕方のようです。雇い主から借りれば、普通利子を取らないので、市中の高利貸しよりはぜんぜんお得ということは、一応みんな知ってるようです。
というのも、ある日本人が家庭の使用人からの借金の申し込みに対し、「利子10%でどう?」と聞いたら、「それじゃ街金と同じじゃん。」と言われたらしいのです。ちなみにこの話には、日本人は年利10%、フィリピン人は月利10%のつもりだったというオチもついてます・・・。
さて借金を申し込まれたエドは、どうしたのでしょう?
続く・・・
'05年05月19日(木)
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