'06年05月12日(金)

フェラーリと裸足の花売り

夏も終わりなのか、台風が近づいているマニラの天気は雨模様。巨大広告塔の広告もはずされたりしています。それにしてもよりによって週末に台風来るなよな…。

さて良く携帯についているカメラでいつか日記に使えるように風景などの写真を撮るのですが、あまり画質が良くないのでお蔵入りのものばかり。そんな写真の中でこの2枚は最近撮ったもの。同じ日に見たのでもないし、同じ場所で撮った写真でもありません。

でもこの2枚の写真を並べて見るだけでも、何となくフィリピンのことが少しわかったような気がしてきます。

ホテルの前のフェラーリ裸足の花売りの少女たち

実際にはきっと何もホントのことは分かっていないのでしょうが、それでも何となくこの国にある格差の一端が見えてくるような気がしませんか?

裸足は哀れみを請うための演出だという人もいます。でもこの子達が信号待ちの車に駆け寄りがんばって花を売ってもその稼ぎはわずかなことは間違いないでしょう。そしてこの子達が将来自分の車(もちろんフェラーリなんていいません)を買えるようになることもきっとないでしょう。

そうかと思えば、アクセルを全開に出来るような道路インフラもない国のホテルの前にフェラーリ(355かな)が停まっていたり、ビルの屋上からヘリで別荘へ出かける人たちがいます。

今日本でも格差が広がってるというけれど、こんな国にはだけはなって欲しくないですね。

'06年05月12日(金)



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