日本でも夏の後半にはいくつかの台風が来てやがて秋になりますが、週末に来た台風がマニラにも夏の終わりを告げていたのかもしれません。台風一過なんですが、何となくすっきりとしない天気です。さて、こちらでは夏に会社でアウティング(遠足・社員旅行)に行く習慣があります。そこは日本の習慣とも似ているような気もしますが、日本の社員旅行と違うのは家族同伴な場合が多いこと。Kaz様が行ったスービックは距離が手頃なこともあって、人気のあるアウティングの目的地ですね。エドもここをアウティングの目的地に検討したことがあるのですが、やはり行ったことのある人が多く却下されてしまいました…。

初めてOuting に参加。従業員数十数名の筈が何故か43名にまで膨らんだ団体は貸切バスで一路スービックに向かいました。前日緊急幹部会議を開いたのですが、結局「次回からは参加家族数を制限するルールを決めよう、出来れば今年のクリスマス・パーティまでに基準を決めとかないと駄目だなァ」という問題先送りの曖昧な決定事項のままで当日を迎えてしまいました。

マニラ市内を北に向かい北ルソンハイウェイ（NLEX）をおよそ２時間走ってSan Ferrnando 出口から更に一般道を１時間半余りでスービックに到着。宿泊先のWhite Rock Beach Resort Hotelで昼食後、当日のメイン・イベントであるタイガー・サファリ・ツアーが体験できるZoobic Safariへ向かいました。

駐車場から歩いて1〜2分のSafari 入口で１名足りないと幹事役の女性スタッフが私の元に飛んできました。何故私のところに来たかというとその1名というのが私のドライバーだと言うのです。携帯電話で呼んでみてくれと催促されたので呼んでみると「バスの中で寝ていて起きたところです、サー。」というのですぐにこっちに来なさいとたしなめて一件落着。

入口から小動物の檻や柵が続くくねくねとした小道を歩きます。その途中の木々にミストを漂わせる装置が施されていてそれが妙に気に入り写真を撮ってしまいました。やがて広い休憩所に出て、そこが目玉であるタイガーサファリへの出発口となっていました。15人乗り小型バス２台と8人乗りジプニー型１台がひっきりなしに行き来して列をつくって待っている見物客を次々に運んでいました。

待つ事延々1時間余り、やっと乗り込んだジプニーはエンジン・トラブル。やれやれという気持で次にやって来た小型バスに乗り変え、体が跳ねる程の道を数分走るとタイガーの生息地（？）である草原に行き着くという設定。

３頭のタイガーが適当に散らばって夫々の場所でこちらを睨んだりLive chicken をムシャムシャと食事中だったりして、バス車内はちょっと興奮状態に陥ります。そこで車後方から睨んでいるヤツをパチリ。

ご存知の通りスービックは元米海軍基地でした。今では賃貸住宅となった家々や教会、ショッピングセンター、ゴルフ場等があり一つの町として機能しているようです。

Kaz様ご投稿ありがとうございました。やはり真夏はZoobicも込むんでしょうか。エドが行った時は、ほとんど待たずにタイガーサファリ(というにはちょっと規模が小さいかも?)へ行くジプニーに乗れました。あとお泊まりになったWhite Rock Beach Resort Hotelは、前に「まにら新聞」にも広告が出ていたと思いますが、いかがでしたか。よろしければこのホテルのご感想なども是非ご投稿くださいね。お待ちしております。

'06年05月15日(月)