南米にいる友人エディ(仮名)から、「日本語が入力できない」というメールをもらって、ローマ字かな変換CGIを作り、これが使いものになるのかを、マカティのインターネットカフェで試してみた続きです。
まず十字の形をした巨大ショッピングモール・グロリエッタ内の2カ所で試してみました。Creativity Lounge(グロリエッタ3)は、写真のグロリエッタ案内図の「GLORIETTA」の「O」の上あたりの3階にあります。PC CORNER (グロリエッタ2)は、G2と書いてあるあたりの3階で、グロリエッタ2の入り口の吹き抜けをあがったところです。両方ともお店の外観?は昨日のホームページに載せています。グロリエッタ近辺には、他にもインターネットカフェがあるかも知れませんが、エドが知ってるのはここの2カ所だけなのです。
Creativity Loungeは、大きなプリンターでポスターなどを出力したりとインターネットカフェと言うよりは、その名の通りデザイナーのKinko'sといった感じのお店です。何台かあるPCでのインターネット利用料金は1時間60ペソ、30分からなのでエドは10分くらいでしたが、30ペソ(約60円)でした。結論から言うと、ここは日本語の表示・入力の両方がだめでした。OSがXPなので勝手にフォントをインストールすることもできません。
でもとりあえず、エドの作ったローマ字かな変換CGIのページを開いてみます。文字化けしてますが、ローマ字を入力し、変換結果の日本語と思われるこれまた文字化けを、これまた文字化けして表示されるWebのYahooメールに何とかログインし、送信メールに貼り付けてみました。このメールを後で家で確認したらちゃんと日本語になってました。他のwebメールサービスはわかりませんが、少なくともYahooのwebメールを使っていれば、日本語が表示も入力もできないPCからでも、日本語メールが送信できることがわかりました。でも届くまで誤変換やちゃんと日本語になってるか確認できないのが難点かも?
なおこのCreativity Loungeの外側には、e-Loungeという看板が出ているPCの沢山置いてある一角があって、グロリエッタ内のレシート200ペソ(約400円)分を持って行くと無料でインターネットが使えるサービスをやっていました。ただ順番待ちになってしまうので、今回は試せませんでした。
次にPC CORNERですが、ここは綺麗なCreativity Loungeとは違い、パソコンショップの奥がインターネットカフェになっているという感じです。入り口で日本語が使えるか聞くと、使えないとの返事。でもOSの種類を聞くと98だそうです。ここで「古いの使ってるなぁ」なんて思ってはいけません。98のほうが勝手に日本語を入れるには便利なのです。
Yahoo JAPANのURLをアドレス欄に打ち込むと、右のように「日本語をインストールするか」と聞いてきます。ここで「Download」を選べばちょっと時間は掛かるかも知れませんが日本語が表示されるようになります。ここで日本語フォントに引き続き、マイクロソフトからGlobalIMEをダウンロードしてインストールすれば、それを利用して日本語入力もできます。今回は日本語が表示されるようになってから、エド作成のローマ字かな変換CGIを試してみました。日本語が表示さえできれば下の例のように問題なく使えます。この変換結果をWebメールに切り貼りして送信すればOKです。
ちなみにPC CORNERも料金は、1時間60ペソで最低30分の利用からでした。
続く・・・
'04年11月 30日(火)
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