Le Souffleは、フォートボニファシオ、ロックウェルなどにあるフレンチのレストラン。そうそうバギオのキャンプジョンヘイのレストランもル・スフレなのだと聞いたこともあります。ここは店名のとおりスフレで有名。でもスフレではお腹が一杯にならないので、今回エドはメインにはラムを食べました。鉄板焼きを食べたり、エドは肉ばっかり食ベてる、と思われるかもしれませんね。確かに、エドは最近外食する時、和食はお寿司か刺身、洋食だとお肉というわりかし単純なパターンでメニューを選ぶことが多いのですが、それにはいくつか理由もあります。
まずお刺身は、日本なら近所のスーパーで買えますが、マニラだと市場に行って魚を吟味して買ってきて下ろして…など手間がかかります。それに南国のお魚はあんまり身が締まっていないのかそれほど美味しくないような気もします。地場の魚でなければ日本食材店で冷凍のマグロかサーモンを買うのが関の山なので、あまり家ではお刺身は食べなくなってきます。それで和食の外食だと普段家では食べられないお刺身定食などをよく注文してます。
お肉料理もそう。マニラでは美味しいお肉を買ってきて家で食べるのも結構大変。牛肉だとまずフィリピン国産のはあまりお肉が美味しくないのです。何でも農耕用のカラバオもビーフとして売られているらしく、美味しいお肉だと霜降りとかではないけど輸入牛を買う事になります。それにシチューやステーキ用ならともかく、薄切り肉を買うのは大変。普通の肉屋はスライサーがないのか薄切り肉を買えるお店はかなり限られるます。そこで輸入食材店のお店サンティスなどに行くのですが、ここでも「しゃぶしゃぶ用」に頼んでスライスしてもらうと、しゃぶしゃぶなんて食べたことのない店員の中にはかなり厚くスライスしてくれる人もいます。
牛と比べて豚肉と鶏肉はまあまあ。鶏肉は日本のブロイラーより美味しいお店が多いかも。まあこんなわけで美味しい牛肉やラムを輸入食材店で買ってきてもらい、メイドにちゃんと調理してもらって、家で美味しく食べるのは結構大変なのです。そこで手っ取り早いのはちょっとお値段の高い輸入物を使うお店で外食することになります。
フィリピンでの食材入手法への愚痴はさておき、ル・スフレの話の続きです。エドの独断で言わせてもらえば、パワープラントモールはレストランはわりと沢山あるけど、あまり味と値段のバランスがいいというか、日本人の舌にあうというか、いいレストランが少ないような気がします。唯一お奨めなのは、和食の「くれ竹」かなあ。そこへ昨年くらいにル・スフレが開店したと聞いていたのですが、このお店はショッピングモールの中ではなく隣のコンドミニアムの1階にありいました。だからル・スフレに行くと、外からは見ることのできないロックウェルのコンドミニアムのプールなどが眺められますよ。
とりあえずビール(ホントはワインを飲みたかったんですが昼なので自重しました!)を飲んで、オニオンスープ、サラダとラム、デザートにはやっぱりスフレ。食べ終わるとお腹一杯で、ほろ酔い加減でいい気分。でもお昼に2人で2500ペソ(約5千円)はちょっと使いすぎたかな?
'05年11月20日(日)
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