日本から友人が来たので、知り合いの旅行ガイドに滞在中の観光などで相談しようと思って連絡しました。どこかで晩御飯でも食べながら相談しようと思っていたので、どこか新しくできたレストランなど面白そうな所はないか聞いてみました。そしたら「それじゃ新しくできた Tiendesitasに行こう。お土産とかも色々売ってるし、食事も出来るしカレッサにも乗れるし…。」ということだったので、Tiendesitas(読みはティエンデシタス、ローマ字読みそのままですね)に行ってきました。

場所は、C-5沿いでマカティからだと左側、空いていれば車で30分くらいのところです。エドたちは、エドサ通りからオルティガス通りを右折して行ったのですが、夕方はこのルートは下りラッシュで混んでいるので、C-5から行ったほうがいいかも。そのC-5沿いのオルティガス通りからもう1本南の通りまでの１ブロックの真ん中くらいにTiendesitasがあります。C-5からもオルティガス通りにも入り口がありますし、周りにはいろいろこれから出来るのか広い空き地がありました。

ここはマニラ新聞やこちらの新聞に載った記事によれば、フィリピン国産がコンセプトのショッピングモールなんだそうです。夜行ったので、建物の外観の写真がないのですが、外観も大きな三角屋根の伝統建築を模したつくりになっています。ここの経営は、携帯電話で名高いグリーンヒルズショッピングセンターと同じらしいですが、ここには「携帯電話は売ってません」なんて新聞にも書いてありました。

建物の周りの駐車場は平日の夜にもかかわらず満車状態。週末はかなり混むようです。建物はほとんどがオープンなつくりなので、メトロマニラにいるのに気分はちょっとだけリゾート。中にはフィリピンのいろいろな地方の民芸品や名物を売っているお店が沢山あります。家具や園芸用品・ペットのお店もあるし、美味しそうなバーベキューなどが焼かれているフードコートの近くのスペースでは、バンドが生演奏をしていて、結構会社帰りの人などがグループで来てご飯を食べたりしてます。ビールは別のところで買わないとならなかったりちょっと不便なんですが、屋内だけど気分はビアガーデン。ここの雰囲気は、肉などを焼く匂いが立ちこめていてマーケット・マーケットにある屋外のフードコートに似てるかな。ポークの串焼きや、シニガンスープ、ビーフシチューみたいなものを食べてビールを飲んで、3人で600ペソ(1200円)くらい。シチューはご飯に掛けて食べたらなかなか美味しかったですよ。

さて建物の周りをカレッサが走っていて、100ペソ以上のレシートで乗れます。買い物したらぜひどうぞ。１周乗り終わってから「600ペソだからあと５周して」って冗談で頼んだら当然ですが断られました。

メトロマニラのショッピングモールは、どこに行っても同じような店が入ってるけど、ここはコンセプトがフィリピン国産ということで他の所とは全然違う南国調の雰囲気をかもし出してます。立地場所がマカティやマニラなどから離れているので、特に観光客をターゲットにしているのではないでしょうが、観光客にも楽しめる所だと思います。ちょっとマカティや観光客の泊まることの多いマニラ市からは離れていますが、時間があったら足を延ばしてみると面白いのではないでしょうか。営業は深夜12時まで、土日は午前２時までだそうです。

'05年11月26日(土)