昨日の夜はノートPCを持ってインターネットに接続できるところを探して街中をうろついてました。なんでインターネット難民になったかと言えば、我が家のADSLの調子がおかしくインターネットに接続できなかったのです。
我が家では以前も「PLDT MyDSL」で書きましたが、PLDTというフィリピン最大の電話会社、日本で言えばNTTみたいな会社のADSLサービスを利用しています。ところが今週の水曜日くらいから調子が悪く接続できません。ケーブルの接続を確認し、モデムやルーターの再起動をしてもダメ。以前もこんなことがありましたが、大体認証サーバが落ちていて繋がらないというパターンで、同じようにしばらくすれば直ると思ったのです。
でも翌日にも直ってない。ADSLモデムのLEDはLAN側もADSL側もグリーンで異常がないのにPPPoEが接続が確立できません。モデムの故障か?PLDTのWebから問い合わせをすると金曜日にモデムの確認に来るとのことでした。ちなみにルーターを使ってると正直に言うと、1台のPCしか繋いではダメといわれたので、ルーターは隠しました(笑)。
金曜日、当然私は会社で仕事してます。家族が不在だったので、メイドにPLDTが修理に来たら対応するように言っておいたのですが、夕方念のため確認の電話をしてみると、「まだ来てません。」との返事。このまま明日から週末になると、月曜日まできっとほったらかし。そう思って「PLDTのDSL問い合わせ窓口173に電話して今日中に来るよう催促して!」とお願いしました。しばらくしてその結果がどうなったか聞こうとすると、何度電話しても話中で繋がりません。
不思議に思って帰宅すると、メイドはまだ電話の前で受話器を握りしめてました・・・。私の指示から律儀に2時間ずっと173に電話をかけ続けていたみたいですが、ずっと繋がらなかったみたいです。我が家のメイドは、フィリピン人には珍しい(失礼!)働き者なんですが、その甲斐もなかったのでした。
しばらくホームページの更新もしてないし、どうやってインターネットにつなごうか。そういえば、Seattle's Best CoffeeというスタバのようなコーヒーショップにWiFiシールが貼ってあり、無線LANでインターネットできるのを思い出しました。100ペソ(約200円)のプリペイドカードで1時間無線LANを使ってインターネット接続ができると言ってたっけ。食事してから立ち寄ります。「カフェモカの大きいのと、WiFiカード1枚。」「サー、WiFiは使えません。今日はダメなんです。」
仕方なくカフェモカを飲みながら次の手を考えます。そうだ、インターネットカフェに行ってみよう。店のPCは日本語使えないけど、店番のお兄ちゃんに100ペソくらい握らせればお店のLANにノートPCを繋がせてもらえるだろう・・・。段々発想がフィリピン人みたいになってきました。自分の思いつきに気を良くし、ネットカフェに着いてみると、張り紙があります。「MYDSL Down」。やっとわかりました。我が家はちょっと前からずっと調子がおかしかったので、家だけADSLが使えないのだと思っていましたが、メイドが2時間電話かけ続けたのも、WiFiが使えないもの、PLDTのDSLサービスが落ちていることが原因だったのですね。
原因がわかったので、これまたプリペイドのダイヤルアップ用カード100ペソ(約200円)を数種類買って帰りました。100ペソで9時間とか使えるので、日本のプロバイダーのローミングサービスより全然お得。しかし久しぶりのダイヤルアップは遅いし、話中だったり、つながってもすぐに切断されたり安定して接続しません。やっとのことでホームページの更新だけすませました。
今朝起きてから、どのくらいDSLが使えないのかわからないので、ノートPCをダイヤルアップルーター的に設定し、我が家のLAN内の全PCからノートPCの経由でインターネット接続できるようにしておこうと思いつきました。でもADSLモデムを見ると、昨日は消えていたADSLのグリーンLEDが点灯してます。つないでみたら、あっけなく接続しました。何はともあれ、良かった、良かった。
PS こんな訳で久しぶりにPLDTのDSLのサイトを見たら、エドの使ってるサービスの接続スピードがいつの間にか最大768Kbpsになってました。ブロードバンドスピードテストでの実行スループットは680Kbps。これならリーチDSLには勝てるかな?
'04年10月 23日(土)
マニラ絵日記TOP | この日記の先頭 |