マニラに来たばかりの頃、フィリピン人の同僚に「どこか遊びに行くのにいいとこない?」と聞いたら紹介されたのが、この ビラ・エスクデロ でした。それで名前は知っていたのですがなかなか行く機会がありませんでした。

というのも「行ってもあんまり見るとこないよ。」とか「パグサンハンの川下りのほうがいいよ。」とか、いろいろな説があって何となく優先順位が高くなかったのです。それでも、「どこか日帰りでドライブに行くところないかな？」と思った時に、そういえばここにはまだ行ったことがないことを思い出して、ついにケソン州のビラ・エスクデロまで行って来ました。

ケソン州(メトロマニラのケソン市ではありません)にあるといっても、上の写真の州境のゲートを越えてすぐのところですから、マニラから90km、2時間くらい。サウススーパーハイウェイのカランバ出口までが約1時間、そこからさらに国道を1時間くらいの道のりでした。エドの一家は、いつものとおり8時出発予定だけど出発は９時だったので、現地に着いたらもう11時くらいでした。

実はこの日は道中ずっと小雨が降っていたので、直前まで施設に入るかどうか迷ってました。というのも入場料が大人一人千ペソ(約2千円)くらいと聞いていたし、プールがあると聞いていたのですが、雨だとプールで泳ぐ気もしないのでもったいないかなぁ？とちょっと考えていたのです。でもラグナ湖沿いのカランバ辺りからマキリン山の反対側に出ると晴れてはいないものの雨はやみました。良かった、良かった。

受付で入場料を払うと大人一人950ペソ(約1900円)、子供(4ft以下)が半額の475ペソでした。この料金に、施設の入場料、博物館入場券、カラバオ牛車の乗車券、お昼代が含まれてます。そうそうあんまり美味しくないウェルカムドリンクも入ってますよ。あと土日は2時から民族舞踏ショーがあるのですが、それも見ることができますし、プールや池で筏に乗るのも無料。追加の飲み物や３時のおやつ以外は大体みんな含まれています。

チケットをもらってリゾートの中に入るとジプニー乗り場があるので、そこでエド達はカラバオ(水牛)の引く車を待っていました。でもカラバオ牛車の乗り場はそこから歩いたところにありました。カラバオ牛車は右の写真のような感じ。スピードはゆっくりなので大して距離はないのですが、プールやレストランなどがあるエリアまで５分くらいかかったかな。その５分間なんと座席最後部からの生演奏付なので、降りる時にお好みでチップをどうぞ。エド達は韓国人と間違えられてアリランを聞かされるハメになりました…。

続く

'05年10月04日(火)