エドがマニラに来る前に買った本にマニラの交通事情が紹介されていて、鉄道がほとんどない上に道路の渋滞がひどいのでパシグ川でフェリーの運行が始まったと書いてありました。

マニラに赴任してからはほとんど車通勤で公共交通機関を使うことはあまりありませんでした。でも電車やジプニーに乗ってみたりして、フェリーのことも思い出したので周りの人にどこで乗れるのか聞いてみました。でも残念なことにパシグ川フェリーは数年前に赤字(?)で運行中止になったそうなのです。

でも最近新聞でまたフェリーを運行する計画があるという記事を目にするようになりました。まにら新聞によれば、来年の２月からマニラ市のプラザ・メキシコからマカティのグアダルーペまでエアコン完備のフェリーの運行を開始。６月からはマリキナ市のマリキナ橋まで延伸し、将来的にはラグナ湖まで延ばす予定もあるとか。

オーストラリアとの合弁の会社が運行するそうですが、エドはシドニーのフェリーは街中でちょっとしたクルーズ気分が味わえるので結構好きなのです。でもパシグ川（写真はマカティ市グアダルーペのパシグ川）はご覧の通りあまり綺麗でない…。雨の後だからか水は茶色く、栄養分に富んだ水質を反映しているのか水草が沢山流れています。

どこからどう見てもとっても汚そうに見えるパシグ川。写真を撮っていたエドはそこで子供達が水遊びしているのを見てしまいました。パシグ川がどのくらい汚いかは知りませんが、フィリピン人も呆れているので泳ぐのに適さないことは確かです。健康に悪いから止めたほうがいいよ…。

前のフェリーが運航中止になったのは、浮遊するゴミが運行の妨げとなったのだそうです。今度も同じ結果にならなきゃいいけど…。

'05年10月09日(日)