'05年09月03日(土)

カジノ

ハイアットのカジノの雰囲気

モナコ、ラスベガス、ゴールドコーストなど海外のカジノがある街に行けば、普段賭け事をしない人でも一度くらいはカジノに行くのではないでしょうか。エドはカジノのある街に住んでいた知り合いがいますが、その街に住んでいる日本人の中にもカジノにはまってしまう人も多いと聞きました。そうですよね、日本からわざわざ海外に出かけてカジノで遊ぶ人もいるんだし・・・。

メトロマニラにもカジノが空港の近くに一つ、マニラ・パサイのホテルに4つ(ヘリテージホテル、グランドブルーバードホテル、ホリディイン、ハイアットホテル&カジノ)と沢山あるのですが、なぜかマニラ在住の日本人でカジノに行ったという人はあまりいない気がします。観光客でもマニラでカジノに行ったという人の話はあんまり聞かないなぁ。何故なんでしょう?

実はカジノが好きなエドは何度かカジノに行ったことがあったのですが最近はあまり行かなくなりました。それにはいくつか理由があるのですが、まず第一にカジノがケムイこと。マカティはレストランなどは禁煙なので、タバコを吸わないエドには東京よりも快適なところなのですが、残念ながらカジノの中は紫煙が立ち込めてます。ましなのは一番新しいハイアット(ハイアットリージェンシーではなくダイアモンドホテル隣のハイアットホテル&カジノ)のカジノで、ここは天井が高いからすぐ横に葉巻をくわえたオッさんとかが来なければまあ許容範囲に収まります。

次に面倒なのがカジノ内は撮影禁止だからカメラがついていると携帯も入り口で取り上げられてしまうこと。これはとっても不便だし、そんなことはないと思うけど、勝手に使われたりなくされたりしないかちょっと不安。だからカジノ内の写真はもちろん撮れないので、カジノがなんとなく見えるスダレ越しのところから撮ったのがこの写真。テーブルに座ってる人がいるだけにしか見えませんがなんとか雰囲気は伝わるでしょうか。

そして最後にブラックジャックのテーブルがないこと。これはちょっと説明が必要かも。

エドは、ラスベガスでルーレットのディーラーが好きなところに玉を落とせるのを見て、ルーレットをする気がなくなりました。他にもいろいろなゲームがありますが、なぜかブラックジャックだと勝つことが多いので、カジノに行くといつもブラックジャック。カジノのゲームの中でブラックジャックだけは、数学的にお客が勝つ確率のあるゲームなのですが、そのためにはベーシックストラテジーやカードカウンティングという必勝法を知らないとなりません。エドはどちらもうろ覚えで、しかも飲んでからカジノに行くので、セオリーどおりに勝てるという域には全然達してないのですが、それでもこれまでの経験ではブラックジャックは勝てたことが多いのです。いや、都合よく勝った時の記憶だけ残っているのかもしれませんが。

マニラのカジノに行ったことがある人は「ブラックジャックのテーブル確かあったよ」と言われるかもしれませんが、十中八九それは偽物なのです。一見ブラックジャックと見分けのつかないゲーム、それはPontoon。多分知らないとブラックジャックとの違いはわからないと思います。違いはただ一点、10のカードが抜かれていることです。

ブラックジャックもPontoonもその一点を除き同じ21に近いほうが勝ちというゲームですが、21を超えると負けですよね。ディーラーは16以下だと追加のカードを引かないとなりませんが、そこで10のカードが抜いてあるとディーラーがバースト(21を超えること)する確率が下がるのです。他にもカジノのゲームのルールなどに興味がある方は、ぜひこちらのページ「リゾカジ.com」をご覧下さい。参考になります。

さて一見ブラックジャックだけどお客に分が悪いPontoon、ある日カジノに行ったエドは仕方なくこれで遊んでました。最低の掛け金は一番安いテーブルでも300ペソ(約600円)とフィリピンの物価に慣れた身にとっては結構高いのです。しかもチップを3000ペソ(約6000円)だけ買ってみみっちく最低の300ペソをかけているのはエドだけで、他の人たちは一度に千ペソ位のチップを掛けたりしてます。そしてチップがなくなると財布から無造作に1000ペソ札を10枚とか出してチップを買ってます。エドはとりあえず2000ペソ勝ったら帰ろうと思ったのですが、連続で負けてあっという間にチップが1000ペソを割ってしまいました。だってこちらが20とかなのに、ディーラーが16から5をひいたりするんだもん。全然勝てません。

でもディーラーが変わってからツキが変わったのか、エドはなぜか連勝でした。気がつくとチップはもとの3000ペソまで戻ってます。そしたらエドの隣のおじさんは、エドのところにも自分のチップを置き始めました。エドのツキにあやかろうということなのですが、エドが負ければおじさんも損するので、なんとなく14で追加カードを引いてバーストしたりすると悪いなあという気がしてプレッシャー。一時は1000ペソから4000ペソまで戻したものの、結局その日はオジサンのプレッシャーに負けて最後はスッカラカンになってしまいました。まあ3000ペソで3時間も遊べたからいいか・・・。

'05年09月03日(土)



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