前に海外ではキ-ボード付きの携帯が発売されたというニュースを聞いて日本でも出ないかな、と思ったことがあります。でも日本では全然でないですね。やはりちょっとメールを打つにはとっても進んだ日本語予測変換などを駆使すれば10キーでも十分ってことなんでしょうか。ちゃんとしたメールを打つなら小さなモバイルコンピューターも日本には沢山あるし・・・。

マニラでは、コンピューターは誰でも持っているというものではなく、会社やインターネットカフェで使うもの。持っていたとしてもノートPCもA4サイズの重量級のものばかり。なので主流は携帯のテキストメッセージ。携帯は通話よりもテキストメッセージの送受信用に使われてます。

フィリピンはこのテキストメッセージ大国らしく、送受信通数は世界一となにかで読んだことがあるような気がしますが、周りのフィリピン人を見ていると確かにそうなのかも？と思います。日本と同じでものすごいスピードでピコピコとメールしている人をよく見ます。、ジプニーで、電車で、歩きながら、はてには運転しながらの人も・・・。

エドがこの前食事をしたのはこんなメール中毒患者(？)。症状はかなり重度で、年代もののキーボードのついたNokia9100を片時も手放さず食事中もメールの送受信をしてます。前にある会社でマネージャーをしていてお給料を沢山(?)もらっていたらしいのですが、その時「007」でジェームズ・ボンドがこの携帯を使っているのを見て欲しくなって買ったとのこと。壊れると修理に出して使ったりととても大切にしています。「新品買えば？」と言ったこともありますが、カラー液晶のNokia9300やNokia9500は3万ペソ(約6万円)以上もするので、彼の月給では買うのは大変というか、ほぼ無理みたいです。エドだって欲しいけど、やっぱりそんな高いの買えないよな・・・。

このNokiaコミュニケーターを片時も離さない彼にテキストメッセージを送ると、自慢のキーボードを駆使した字数制限一杯のとても素早いレスが返ってきます。どうも素早くキーボードを駆使した長いレスを返すのが彼の誇りのようです。でもエドも素早さなら負けません。会社にいるときは、前にも紹介した「 マイクロソフトのSMS Sender 」を使っているので、PCで作成したテキストメッセージをBluetooth経由で接続した携帯から送れるのです。PCなのでカット＆ペーストもWebからの引用も自由自在。携帯の画面に受信メールを表示しながら、30秒以内にやはり字数制限一杯のメッセージを送リ返せます。フフフ、この勝負勝ったな!!!

'05年09月14日(水)