日本では広告と言えばやっぱりテレビが主流。でもテレビを録画してみるようになったりするとCMはスキップされることも多いでしょうし、テレビよりインターネットの視聴時間が長くなったりするから、今後はインターネット広告のほうが有望なのかもしれませんね。
フィリピンでは、インターネットを使う層はまだまだ限られているので、広告といえばテレビやこんな道路沿いの巨大看板がまだまだ主流みたい。
日本では、広告業界において多分そんなに大きな割合を占めないだろう屋外広告は、フィリピンでは、少なくともメトロマニラでは、結構大きな産業として成り立ってるみたい。確かに道路の交通量とかは数えればすぐわかるから、どの程度の人の目に留まるかはいまいち良く分らないテレビの視聴率よりは信憑性があるのかも?
エドサ通りのパシグ川に掛かる橋のマカティ市グアダルーペ側には、屋外広告の中でもたぶん最大級の大きさのこの広告塔があります。他にも前にも書いたかなり迷惑なテレビ広告塔 があるのもココ。しっかり巨大広告を遮ってます。
去年広告代理店に勤めてる知り合いに聞いたら、この巨大広告塔に広告を出す値段は確か月400万ペソ(約880万円)と言っていました。このテレビ広告塔が出来たから値段が下がったのかと思っていましたが、今年他の人に聞いたら月500万ペソ(約1100万円)なんだとか。やはりメトロマニラの屋外広告でも最大級のこの広告を出すことは、ある種のステータスになってるみたいで値下がりよりむしろ値上がりしているようです。大きさも破格なら値段も破格ですね。
'06年08月19日(土)
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