'05年02月25日(金)

カイラブネからの帰りに見かけた面白い(?)もの

今日はエドサ革命記念と言うことで例によって急に決まった休日なのですがエドは仕事で出勤でした。出勤する時に見かけたのは、ゴルフバッグを車に積んで出かける人々。いつもは通勤で渋滞している路上もガラガラでした。土曜も休みの会社なら3連休ですが、休みだったらどこに行ってたかな?ゴルフじゃなくともマニラを離れて郊外に行くのが正解なのかも?

というのは最近携帯電話のテキストメッセージで流れた噂に、新たなテロがショッピングモールで起こるなんていうのがあるのです。多分単なる噂だとは思いますが、エドの入手した情報(これまた噂)によれば、噂を真に受けたのか日系企業の中には従業員とその家族をマカティから避難させたところもあるとか?ほかには国軍がクーデター計画とか、「またですか?」って感じの噂も・・・。

以前、エドは「フィリピン社会における世論の醸成方法及び非公式情報の伝達手段について」をスターバックスで検討したことがありますが、結論は携帯電話で現在使用されている番号の情報がわかりさえすれば(わからなくてもある程度類推できますが)、もっともらしいデマ、例えば「ミンダナオ出身のムスリムの友達から聞いたんだけど、XXには行かない方がいいらしいよ。」とかを流すのにはさほどコストがかからないだろう、との結論になりました。なんと言っても、どこでも携帯電話のプリペイド方式のSIMカードは匿名で買えるし、もしデマを流すために十万人にテキストメッセージを送っても、そのコストはたったの十万ペソ(約20万円)!実際にテキストメッセージが何通まで同時に送信できるか詳しくは知らないので、携帯電話からマニュアルで行うにはとんでもなく手間のかかる作業になるのかも知れませんが、携帯をつないだPCから送信すれば多分その問題もクリアされます。これならライバル会社の製品についてデマを流すなんて事も簡単にできますね!これは、エドが噂になったショッピングモール以外のオーナーがそんな噂を流したと言ってる訳ではないので、そこはくれぐれも誤解のないようにお願いします。

日本でもプリペイド携帯の匿名性を利用した犯罪が起こるたびに規制が強化されていったように、フィリピンでもプリペイドSIMカードの販売についての規制が検討されてるようです。でも出生証明書まで簡単に偽造される国で、実効性のある規制が本当にできるなんてちょっと考えにくいですよね?

さて本題から離れたことをずっと書いてしまいましたが、今日も仕事していて全然出かけていないんで、またまたこの前カイラブネに行った時に撮った写真でご勘弁を。まずは、この路上に積んである竹の山?ではなくて、これは竹を満載しているトラックです。たまに田舎の方に行くとサトウキビ満載のトラックを見ることはありますが、このまるで竹ぼうきで路上を掃除しているかのように走ってるトラックは初めて見ました。当然スピードはほとんど出てません。ノロノロ運転でした。

次に面白いというか、メトロマニラ内ではあんまり見ない、ミニバス。サイズは、バスとジプニーの中間くらいのマイクロバスサイズ?ですが、車体の塗装は何となくジプニーっぽい乗り物です。ただ乗降口は、ジプニーは後ろにありますが、右側の写真でもわかるように、後ろに乗降口は付いてません。車体の右側だけにあるようです。そうそう、何となくタンクローリーっぽく車体が湾曲してるんですが、何故なんでしょう?カイラブネからの帰りに通った海側の道では、このミニバスがひっきりなしに走っていて、たまに普通のバスやジプニーが通ってました。このメトロマニラでは全然見たことないミニバス。カビテ地方のオリジナルなんでしょうか?所変われば・・・ですが、この前行った セブのジプニー? ともまた違って独自性があって面白いですね。

'05年02月25日(金)



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