'05年06月08日(水)

Nokia7610のオークション

オークションに載せた写真

ボーダフォンのV802SEを日本で買ってきてもらい、キアポでSIMアンロックして使いはじめて、そろそろ1ヶ月。カメラの画質は画素数の少し少ないNokia7610より悪いような気がしてかなり不満があるのですが、MP3も聞けるしガマンガマン。

という訳で今手元に2台の電話があるのですが、エドは携帯電話のコレクターではないので去年買ったNokia7610を売りに出そうと思ってました。このNokia初のメガピクセルカメラ付き携帯も発売からそろそろ一年、エドが買ってからでも半年以上。最新型の携帯がとても安く売られている日本では発売から1年も経った携帯をお金を出して買う人はあまりいないですよね?デジカメやPCならば、店頭やオークションなどでの中古の売買も盛んですが、普通の携帯電話の中古売買はあまり見ないような・・・。

マニラでは、もともと携帯電話がとても高いので、中古の売買も盛んです。最新型の携帯が好きなお金持ちはいつも新しいのを買って古いのは売ってしまうし、あまりお金のない人は予算に合わせて型落ちのを中古で買って使ったりと、中古の携帯市場はとても大きいのです。だから誰でも持ってるしすぐ換金できる携帯だけを狙ったりする強盗も多いのは 前にも書いた とおりです。

さて去年9月ころ23000ペソ(約4万6千円)くらいで買ったNokia7610の現在の新品店頭価格は安い店だと1万8千ペソ(約3万6千円)。事前に何件か回って聞いたところ、中古の買い取り価格は1万4千ペソ(約2万8千円)前後。中古でも、外側のケースさえ新品に換えれば新品同様だし、バッテリーを除けば使って減るもんでもないので、もう少し高く売れないかなぁ。

そんなときにこちらに長く住んでいる人から、「個人売買のほうが高く売れるよ。」と聞いて早速フィリピンのネットオークション Bidshot に出品してみました。PCから携帯電話や名前などを登録すると、携帯にパスワードがテキストメッセージで送られてきます。そのパスワードを使って出品するのですが、出品にコメントなどがつくとやはり携帯にテキストメッセージでお知らせがきます。コメントへの返信をテキストメッセージで送るとちゃんとwebにも掲載されるし、なかなかよくできたシステムかも。

で、結局オークション自体は落札されずに終わりました。あんまり安く落札されるのもいやだし、最初から16000ペソ(約3万2千円)で出品したのですが、PC接続ケーブルが欠品だし、それがちょっと高かったみたいです。でも一応電話番号やアールアドレスの連絡先は書き込み禁止なのですが「1万4千でどう、直接連絡を!0..9..1..9..1..2..3..4..5..6..7」とか、「別の携帯電話機+お金で交換しない?0/ 9/ 2/ 2/ 1/ 2/ 3/ 4/ 5/ 6/ 7/」と、書き込みの禁止に引っかからないようにメッセージを残してくる人も結構いて、これはこれでなかなか面白かったですよ。

値落ちは日本の携帯に比べれば緩やかだけど、次々に新型が出てだんだん値下がりしていくし、どうしよう?値下げしてでもそろそろ売っておいたほうが得だったかな?

'05年06月08日(水)



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