今日からバスやジプニーの初乗り4kmまでが、2ペソ値上がりして、7.5ペソ（約15円）になりました。ちょっと前に値上げが認可されていたし、最近日本に帰ったりしていたのでもう値上がりしたと思ってましたが、まだだったんですね。

エドがジプニーに乗るのは多くても月に何回だし、値上げが今日からだとは全然知らず今朝ドライバーに教えられて知りました。そうそう、普段はジプニーやMRTに乗る時はTPO(?)を考えてネクタイを外すのですが、たま〜にネクタイしたままジプニーに乗ってしまうエドは多分例外なのかも。フィリピン人でもお金持ち(?)で普段車で移動するからジプニー乗ったことないという人もいますし、日本人の駐在員とその家族もやはり車での移動が基本なので、何年いても一度もジプニーに乗ったことのない人が大半かもしれません。

行き先や路線がわかりにくかったり、スリがいたり夜間など強盗にあうこともあるので確かにあまりおすすめの乗り物とはいいにくいのです。でも話のネタに一度くらい乗ってみるのは面白いと思うのですが…。

ジプニーの初乗り料金は、エドがマニラに来た一昨年4ペソ（約8円）でした。それがちょうど１年前の去年の６月に「ジプニー値上げ」にも書いたように5.5ペソ（約11円）に値上がりしました。それから１年後の値上げで7.5ペソですから、１年ちょっとでほぼ倍になったことになりますね。

燃料の軽油の価格が上がっているためなんでしょうが、倍は庶民にはきついです。でもこれでちょっとの距離なら歩くって人ももしかしたら増えるのかな？

最近のインフレ率は8%程度。銀行にお金を預けても8%も利子は付かないからペソの価値は目減りするばかり。他の物価もこのままなら10年も経たずに倍の値段になりますから、ジプニー料金はその前触れなのかもしれません。

そのうちに付加価値税も今の10％から12％になりますし、そうでなくても楽ではない庶民の暮らしは大変です。ドライバーの通勤手当もジプニーの値上げにあわせてちょっと上げないといけないかな？

'05年06月21日(火)