週末に行ったグロリエッタ。なんとなく人出は普段の週末よりちょっと少ない気もしますが、それが2週間前のテロのためなのか、月末の給料日前だからなのかは?でした。
いつも週末にはイベントをやっているグロリエッタ中央の広場にでると、そこではトヨタの新型車関連のイベントをやってました。その車は「イノーバ(INNOVA)」。えっ、そんな車知らないって人が多いと思いますが、この車はトヨタの、次世代グローバルカー構想「IMV」(イノベーティブ・インターナショナル・マルチパーパス・ビークル)の一モデルとして開発された車種のようです。このIMVは世界で15%のシェアを取るという「グローバル15」構想の一環のようで、先進国以外の市場を主なターゲットに乗用・貨物の機能を融合させた専用モデルをアジア、アフリカ、南米で生産・供給するんだそうです。
以前この日記で紹介した、 三菱アドベンチャー や メガタクシー(FX) として使われている同じトヨタのTamaraw Revo FXは、やはり日本では売られてないアセアンASEAN諸国での分担協業による現地生産専用モデルのアセアンカーだと聞いたことがあります。このイノーバを含むIMVというのは、それを全世界規模に拡大してやるってことみたいです。
でもこういった情報は、子供がステージに上がって司会の女性とシャボン玉を飛ばしたりするイベントで紹介されてた訳ではなく(もしかしたらそんな紹介もやってたのかなぁ?)、後でインターネットで調べたり、前にまにら新聞で読んだ記事の受け売りです。来ているお客さんも、エンジンルームやインパネ周りや値段表を興味深そうに眺めてましたが、当然のトヨタの世界戦略なんてまったく関心がないのでした。
このイノーバの発売で、FXは生産・販売中止になるみたいです。それでモデル名も引き継がないし、とっても乗用車チックなイノーバはTamaraw Revo FXとはまったく違う印象の車なんですが、実質的に後継車種になるようです。
FXといえばメガタクシー。ということは、もうすぐイノーバのメガタクシー登場?一番ベーシックなモデルでも値段が71万ペソ(約139万円)とTamaraw Revo FXより高めなので、イノーバがメガタクシーになるかわかりませんが、もしなったらどうやって3列目シートにお客さんが乗り込むのか気がかりです。2列目の座席をいちいち折りたたんで乗降するとも思えないし・・・。3列目シートは向かい合わせ乗車型のシートに改造されてしまうんでしょうか?
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