最近夏も終わりなのか、お昼を食べに行ってさて帰ろうとすると雨だったり、夕方も雨や雷だったりすることが多くなりました。夏も終わりと言うことで、今年の夏(3月から5月くらい)に行った場所・撮った写真で、まだ日記に載せてない分をちょっとご紹介します。日記と言いながら今日の出来事とはまったく関係なくてすみませんね。
エドは日本にいた頃、年に数度たま〜に釣りに行ってました。と言ってもそんなに気合いの入らない釣りなので、防波堤からか、せいぜい借りた船外機付きの小さなボートからのんびり釣りをする程度。決して大きなカジキマグロを釣ったり、荒波が砕け散る磯で魚と格闘って感じの釣りではありません。
釣りと言っても、目的は海風に吹かれてビールを飲むことだったり、釣った魚を料理して食べてビールを飲むことだったり・・・。そんな釣りのモットーは、「Catch & Eat」、釣った魚は責任もって食べないとね。
さてフィリピンに来てからは、全然釣りを機会もありませんでした。マニラ湾でたまに釣りをしてる人を見るけど、こんな汚い海じゃねぇ、釣っても食べる気がしません。アニラオとかまで行けば釣りもできるらしいけど、朝早かったりなんで面倒。昼間はどうせ釣れないし、みんなが泳いだりしてるのに炎天下一人釣りするのもね・・・。
そんな訳で機会があればやってみたかったフィリピンの釣り、第1弾は池(釣り堀?)でのティラピア釣りでした。ティラピアは日本でも養殖されていて、イズミダイとかチカダイとかの名前で売られてますが、名前の通りちょっとは鯛に似た白身の魚です。マニラでもラグナ湖産(?)のものをよく売っていて、焼き魚が食べたい時に食べることもあります。
さて釣りをしたところでは、竿や仕掛けも貸してくれ練り餌も作ってくれるので、あとは餌をつけて釣るだけ。しかも、「あの橋からが良く釣れるよ」なんてポイントまで教えてくれました。さて針の先に、練り餌をイクラ大くらいにしてつけて、ポチャン。あれ、リールの金具の部分がはずれてリールが巻けない。リールの金具をはめ込んでしてると、アタリが・・・。あわせられず、餌だけとられました。
調子の悪いリールを使い続けてたら、様子を見に来たその施設のオジサンが、別の釣り竿を貸してくれて、しかも周りに撒き餌まで始めてくれました。それにエドの餌のつけかたを見て、一言「それじゃちっちゃいよ。」。餌のサイズも巨峰くらいに。
まあそれからは一言で言うと、入れ食い。バンバン釣れます。しかも釣れたティラピアの針を外すのまでオジサンがしてくれます。後から来たエドの奥さんがエドから竿を奪って「面白〜い!」と何匹も釣り始めるし、子供ももちろん釣りたがります。釣りに行ってよく坊主(全然釣れないこと)で帰るエドとしては、「こんなの釣りじゃないよ!」と言いたいんですが、まあ楽しめるんだからいいか。
そうそう、ここでは釣った魚は買わないとならないのです。お値段はティラピア1kgで100ペソ(約200円)。結局6匹ほど釣ったところでやめましたが、計ってもらったら2kgで200ペソ。なんだ、それならもっと釣っても良かったかな?
ところでエド達はどこで釣りをしたのでしょう。この施設の紹介はまた今度。
'05年05月26日(木)
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