この前「久し振りのMCS」で書いたように、ついに？ボーダーフォンのV801SAをオープンラインにできるようになったみたいです。そこで早速しまってあったV801SAを引っ張り出し、充電してからお店に持っていってみました。

値段は聞いていた通り1000ペソ(約2200円)。他のショッピングモール内の店などでは2500ペソ(約5500円)なんてふざけた値段を言ってきましたが、MCSは競争が激しいのかどこも千ペソと良心的(?)。もっと値切ればよかったかな？

作業は、携帯からSIMカードをはずして、PCにUSBで接続した箱のような機械から出ているコードを携帯のコネクタに差込んだりしてるだけ。V801SA用のコードは普段あまり使わないのか見つけるのにすごく手間取ってました。PC上の表示がCompleteに変わるともう出来たみたい。

エドはオープンラインになったらすぐ試せるように来客用の電話で使っているSmartのSIMカードも持って行っていました。早速そのSIMカードを入れてみると使えるようになってます。通話も日本語のテキストメッセージの送受信も出来ます。

ただしばらく使ってみると、色々不便な点なども出てきました。まずメニューを開くと右のように毎回ネットワークのセットアップをするか聞かれるのですが、これがちょっと面倒。それにSmartはテレビ電話も出来る3Gのサービスを始めているので、これでテレビ電話をしてみようと思っていたのですが、なぜか3Gのネットワークに圏内でも切り替わりません。

それに極めつけとしてGlobeのSIMカードだと使えないのです。これはGlobeとSmartのSIMカードの規格が違っていて、V801SAはSmartのSIMの規格には電話機自体が対応しているけど、GlobeのSIMカードの規格には電話機自体が対応していない、ということのようです。

そんな訳で折角V801SAをオープンラインにしたものの、通話と日本語テキストくらいしか使い道がなさそう。日本からの来客が来たときにでも使ってもらうくらいしか出番がないかも？

'06年05月20日(土)