意外かも知れませんが、マニラも住んでみればなかなかいい所です。日本に帰るにも飛行機で4時間程度だし、日本のものも割と手にはいるし、NHKは見れるし、遅いけどADSLもあるし、日経も読売も香港で印刷したものが朝は無理ですが午後には読めます。もしかしたら日本国内の離島に住むよりは便利なのかも?
もちろん同じフィリピンでもメトロマニラやセブ以外ではなかなかそれも望めませんし、メトロマニラでもやっぱりなかなか手に入らないものもあります。エドの場合は、それが美味しいラーメン屋だったり、日本語の本屋だったり・・・というのはいつも書いてるとおりです。あっ、そうそう何でも揃っていてしかも安いカメラ・家電量販店もマニラにはないですね。
ラーメン屋や家電量販店はさておき、香港やバンコクなどにはあるらしい日本の書籍を扱う本屋がないのも困りもの。こちらで商売を始めようとしている方がこのページを読んでいたらぜひ本屋も検討して下さいね。
本屋がないので、日本語の本を手に入れる機会といえば、MJSのバザーなどで古本を買うか、日本に一時帰国する人に頼むか、Amazonなどで買って船便で送ってもらうか位しかありません。欲しい本が決まっていれば、人に頼んだり、時間とお金はかかっても日本から送ってもらったりもできますが、本屋であれこれ見たりして欲しい本を選んだりするのに比べると、自由度が下がってとっても不便。
それでたまに日本語の本が読みたい時にエドが使うのがまにら新聞の図書館。ジュピター通りのまにら新聞のビル2Fにあるこの図書館は新聞・雑誌・フィリピン関連書籍を揃えていて、この前「 フィリピンが舞台の小説 」で載せたような小説なども全部ではないけど置いてあります。月〜金は10〜20時まで開いているので早く帰れれば会社帰りに行くことも可能。土日も12〜7時までやっています。
ちょっと古めの本が多いのと、貸し出しをしてないのが残念。でもフィリピン・東南アジア関連の本は、日本では絶版で買えないようなものも置いてあったりして、その点ではなかなか便利だったりします。雑誌も、週刊誌やゴルフ雑誌程度なら日本食レストランに良く置いてありますが、なんとここにはコンピュータ雑誌ASCIIがあるのです。随分久しぶりに読みました。あと日本の絵本が沢山置いてあるコーナーもあるのでお子様にもいいかも?
他に、自由に使える日本語の本を揃えた図書室というと、日本人会の図書室。場所はブエンディア通り沿いのこの あたり です。ここは、閲覧は自由で日本人会会員には貸し出しもしていますが、営業時間がとってもお役所的。日本の図書館だって会社帰りに寄れるよう夜8時まで空いていたり、日曜日もオープンしている所が増えてきているのに、ここは営業時間が平日9〜17時、第1・3土曜9〜16時、それ以外の土曜9〜12時。どう考えても「平日仕事している人は来ないでね」といった感じの営業時間なのです。この施設は駐在員奥様向けの施設ってことなんでしょうか。こちらのほうがまにら新聞の図書館と比べて本が新しくて最近のベストセラーとかもあるようですが、使い勝手の悪い営業時間のためエドはほとんど行ったことがありません。平日の昼間にお時間のある方どうぞ。
'05年09月15日(木)
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