今日久しぶりにまたマカティでデモをやっていたので夕方見てきました。前回デモを見に行ったのは ７月なので２ヶ月ぶりです。このデモのために周辺の道路は午前中から通行止めだし平日に行われるとホントとっても迷惑。休日のマカティのビジネス街はガラガラだから、そこで勝手にやってくれればいいのにね。

エドが会場に着いた時は誰か歌手でも来てたのか設置されたスピーカーから大音量の音楽が流れ、反政府デモと言うより無料コンサートみたいな感じになってました。何度もデモを見た中では今日のは規模も小さそう。昨日は４万人といっていたようですが、今日のニュースでは１万人といっていたみたいです。でも１万人でもそんなにいるのかな？という感じです。

各テレビ局が中継の準備をしていて、あまり盛り上がってないけどテレビカメラの前には色とりどりののぼりが並びます。そんなに今から高く掲げなくてもいいんだよ、だってまだリポーターはお化粧直し中なんだから。

あんまりにも盛り上がってないので、さっさと帰ってジムに行きました。冷房の効いた室内でケーブルテレビの番組を見ながら自転車漕いだり走ったりしてるフィリピン人は、野党勢力に日当で動員されたように見える貧しそうに見えたデモ参加者とは肌の色も体格も全然違う人たち。

圧倒的に多い貧困層と一部のお金持ち。両者の間にある差はとても大きくて、いくら反政府デモをやってもこの国は変わらない、変われない。なんとなくそんな気がしました。

'05年09月21日(水)