実はフィリピンの携帯電話ネタは、エドの実家にはあんまり評判がよくないのです。「ホームページを見たけど携帯電話のことは何が書いてあるんだかさっぱりわからない。」と言われてしまいます。フィリピンの携帯についてのエドの説明が足りないのか、いくら書いても日本の携帯も持っていない人には海外の携帯電話事情は理解しがたいのか・・・。エドは後者だと思ってますが、これが世に言われるデジタルデバイドというものなんでしょうか？でもなるべくわかりやすく書きたいとは思いますので、読者の皆様、もし書いてある内容がわかりにくいようでしたらメールをいただければ幸いです。

さて、ついに買っちゃいました。ボーダーフォンのV802SE。当然ですがこの機種も、この機種の欧州仕様(?)のV800もマニラでは売ってないので、知り合いが日本に帰国したときに買ってきてもらいました。

同じボーダフォンのV801SAをフィリピンの携帯電話会社（のSIMカード）で使えるようにしようとしてみたのは、前に 書いたとおり ですが、結局そのサービス（ボーダフォン以外でも使えるようにSIMロックをはずすこと、フィリピンではオープンラインといいます）をできるお店は見つかりませんでした。

でもその際の聞き込み(?)＆インターネットでの情報収集で、同じボーダフォンのV802SEはフィリピンの携帯電話会社（の電話番号）で使えるように（アンロック）できるということがわかりました。そしてそのお店も・・・。

ただ、冒頭でも書いたように日本に帰らないと買えないので、しばらく帰国予定のなかったエドは自分で買えませんでした。それでその間、「 V801SAアンロックその後 」でも書いたように、V801SAがアンロックできるようになったかを聞いたりしていたのですが、どうもやはり無理そう。ということで、帰国する人を探しV802SEを買ってきてもらうよう頼みました。

ちなみにお値段は新規の契約で8000円程度らしいです。最近は海外で使用するためこの機種を購入しすぐ解約する人が多いためか、新規の購入を受け付けないお店もあるとか。エドが買ってきてもらったときはまだ新規の購入でも大丈夫でした。そしてすぐ解約してもらって、マニラにもって帰ってきてもらいました。この電話が海外で販売されるとしたら5万円程度はすると思うのですが、それが8000円＋契約手数料で買えるのだから、外国人が大量に買って解約して持っていくのも無理はありません。その安売り分の差額は結局日本のボーダーフォンの利用者が負担していることを考えると、ちょっと複雑な気持ちですが・・・。ボーダーフォンユーザーの皆様、ゴメンなさい。

買う前に、インターネットでこの携帯の評判を調べたら、どうも海外の携帯を無理やり日本仕様にしたようで使いにくいなどとあまりよい評価ではないようです。でも日本語がほとんど使えないNokiaやソニーエリクソンの携帯ばかり目にしていると、日本語が使えてマニラでオープンラインでき、フィリピンの電話会社（のSIMカード）で使えるということだけで、とっても嬉しいのです。しかもそれがフィリピンでの携帯電話の販売価格に比べて格安で買えるとなればなおさらです。ここではこの値段でメガピクセルカメラ付き携帯は絶対に買えません。

さてV802SEをボーダフォンのローミングサービスを利用せずに、フィリピンの電話会社の番号で使うためにはオープンライン（SIMロックをはずした状態)にしないとならないのですが、その時の話はまた今度・・・。

ご注意：この日記に記載している記事は、読者の皆様のSIMロック外しを奨励するものではありません。念のため申し添えます。

'05年04月19日(火)