'04年8月 1日(日)

パグサンハン川下り(2)

昨日行ったラグナ州の パグサンハン川下り(1) の続きです。

Pagsanjan Falls Lodgeでの昼食後に川下りに出発です。濡れてもいい服装に着替えてライフジャケットを付けて川下りの船に乗りました。船にお 客さんは最大でも3人乗りで、ボートマンが二人前後に乗り込みます。この船は幅が手こぎボートの半分くらいで長さは倍くらいなのです。非常に 不安定で少しの体重移動でもすぐ傾くので急流でなくてもスリル満点です。エドは写真を撮ろうとして身を乗り出したりして、ボートマンに「バラ ンス、バランス!」とずっと注意されてました。

川下りといっても、滝までの行きの行程は川上りなのです。流れが緩やかなところでは、観光客の乗ったボートにまるで海賊船のようにお土産売り のボートが襲いかかってきます。まあ相手にしなければ特に実害はないですが。 最初のうちは、写真のように川岸に小屋があって写真のように子供たちが遊んでたりするのどかな光景がしばらく続くので、本当にこの先に急流が あるの?って感じです

エンジン付きのボートで引っ張って行かれた地点より先は、所々流れが急なところがでてくるようになります。そこではボートが通れるくらいの細 い水路が造ってあってボートマンが周りの岩に飛び移りながらボートを押したりひっぱたりして流れを上ります。ボートが細いのにはちゃんと理由 があるんですね。

天気が良くて暑かったので時々ボートマンは川の水を顔にかけたりしています。でもボートに乗っている乗客も直射日光にじりじり焼かれすごく 暑かったです。とにかく濡れてもいい格好ということで水着にTシャツという格好だし、乗ってる間は手で船縁をつかんで足は前に伸ばしている という脚や手などに良く日が当たる体勢をずっととっているので、日焼け止めは塗っていたもののかなり焼けました。渓谷に入っても太陽がほとん ど真上にある状態なのでやっぱり日が良く当たって暑いのでした・・・。日焼け止めや日傘は絶対持って行った方がいいですよ。

だんだん渓谷の奥に遡っていくと小さい滝などがあったりして、気分は前人未踏のジャングルに進む探検隊って感じになります。ここは「地獄の黙 示録」など映画のロケでもよく使われるそうなので雰囲気満点です。  パグサンハン川下り(3) へ続く。
'04年8月 1日(日)


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