'05年08月19日(金)

Brother's Burgerのアンガスバーガー

Brother

この前ジョリビーの高級ハンバーガー、Champが期待したほど美味しくなかったを書きましたが、やっぱり低価格路線(それでもフィリピンの物価としては高いけど)のファーストフードのお店にそんな過度な期待をするほうが間違ってますよね。

さてマニラにも日本でいえばモスバーガーのようなちょっと高級路線を行くハンバーガーチェンもあります。それがBrother's Burger。モスの女性向けヘルシー路線とは全然違う、グリルしたパティ(ハンバーグ)から肉汁が滴り落ちるようなギトギト男性向け路線ですが、注文を受けてから作るところは似ています。そしてここの目玉商品?は、アンガスバーガー220ペソ(約440円)。この前まで確か200ペソだったと思うのですが値上がりしたのかも?

余談ですが、フィリピンでは牛肉は結構安いのです。でもフィリピン国産の安い牛肉には、牛とは名ばかりの水牛の肉もあるらしく、美味しいのはアメリカ・オーストラリアからの輸入牛ということになっているようです。国産が高い日本とは逆ですね。そして例えば和牛なら神戸とか松坂がブランドのように、アンガス牛は高級ということになってるようです。エドは具体的にどこがどう違うのかよくわからないのですが、レストランでもアンガス牛のステーキは、わざわざアンガス牛って書いてあるので、きっと高級なブランドなんでしょう。

さてたかがハンバーガーにそんな高級牛肉のブランド名をつけてしまうことからもわかるように、このハンバーガーはちょっと別格。このお店の普通のハンバーガーでも75ペソ(約150円)と日本のマックよりも高いのに、さらにその値段の3倍以上もするアンガスバーガー。注文してから待つこと5分くらいでエドの注文したアンガスバーガーや奥さんのハンバーガーなどがでてきました。そうそう一緒に注文するのはフライドポテトもいいけどオニオンリング45ペソ(約90円)がなかなかお奨め。タマネギ嫌いな子供でもこれなら食べられます。タマネギってこんなに甘みがあるんですね。

アンガス牛のパティは測ったわけではないけど厚さが1cm位はあって肉汁もタップリ。ジョリビーチャンプのパサパサのパティとは当然ですが比べ物になりません。このバーガーの欠点は、厚みがあるせいかたまにちょっと生っぽいことがあること。でも牛なら生でもいいか・・・。もう一つの欠点はパティからの肉汁でバンズ(パン)がぐちゃぐちゃになってしまうこと。もう少ししっかりしたバンズで、切った面を鉄板とかで軽くトーストしてくれたらもっとおいしいんじゃないかなぁ。アンガスバーガーにオニオンリング、それにレモネードで結構お腹一杯になります。まあこれだけ頼むと300ペソ(約600円)以上になるから当然かな。

お店はフォートボニファシオやロックウェルにあるのは知ってましたが、なんとこの前行ったバギオの キャンプジョンヘイ やSMにもあるんだそうです。配達もしてくれますが、焼きたてのを食べたほうが美味しいと思うので、近くに行ったら寄ってみてください。マカティからならフォートボニファシオかロックウェルのお店が便利かな。リトル東京のあるパソンタモ通りにもお店があるようなんですが、こちらは場所がよくわかりません。パソンタモなら飲んだ後のハンバーガーなんていいかもしれませんが、健康にはあんまり良くなさそうですね。

'05年08月19日(金)



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